厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS 日本の社会と金髪・茶髪

<<   作成日時 : 2006/09/30 12:00   >>

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これにまつわる二つのニュースを読んだ。ひとつは秋田の某私大が生徒の金髪・ピアスを禁止し放校も辞さない一方でそれを辞めた生徒に1万円贈るというもの。もうひとつは新しく国会議員となるはずの神取忍氏が金髪であることに一部から文句が出ているということ。

いずれも明らかに問題の本質を見つめていない議論である。前者について。もちろん私大だから教育方針としてルールを作っていい。ただ、それが本当に大学教育を行うために合理的なレベルでのルールかどうか、よく考えてもらいたい。私にはこの私大が、結局自分たちの教育レベルの低さゆえにろくな生徒が集まらなかった鬱憤を生徒にぶつけているとしか思えない。今は大学全入の時代だ。ろくな生徒しか集まらない可能性はある。大学教育にふさわしくない生徒しか集めることができなくなった学校は、さっさと免許を返上して廃校にするべきだと思うのだが。それにしても、いくら大学生とはいえ、人を子ども扱いするにも限度がある。かたや16歳が老人をだまして1400万円奪い取る時代なのだ。

神取氏の件にいたっては、それのどこがいけないのか、きちんと説明できるのかという問題がある。愛人をかこっていたり不適当な金銭取引でもうけたりする国会議員はいっぱいいて、髪の毛の色どころの騒ぎではない。われわれは国会議員にビジュアルな端正さやまともさを求めているわけではない。われわれは国会議員に仕事をしてもらいたいと思っているし行動的なまともさを求める。(ビジュアルという点では井脇議員だって人のこと言えた義理ではない。よく言うよって感じ)。その代わり、仕事をしない議員に対しては、髪の毛が黒かろうが白かろうがわれわれは容赦してはならないのである。

この二件を見て思うのは、日本の社会というのは依然として「統一性」「一体性」「単一性」ということに対して厳しいディシプリンを持ち続けていることだ。裏を返せばいまだに異質なものを受け入れないという貧しい心根の持ち主も多いということだ。しかもそれが単に「外見」しか見ないというところに、問題の根深さが残っている。金髪の外国人の若い女性にも髪の毛を黒く染めるよう求めるなら一貫しているといえるけれど。

こうした思想は結局「日本人」とは?という議論に結びつくだろう。海外にどんどん出て行って国際結婚も増えているなかで、日本人=黒髪というのは前提にすべきではない。髪の毛の問題やピアスの問題ではなく、物事の正邪は社会における行動で示すのだ。(個人的にはアジア系の顔の若い女の「金髪」はあまり好みではないことは付け加えておく。これは似合わないと思うからである。私はそれでネガティブに特別扱いすることはない。)

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