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zoom RSS 北朝鮮のドル偽造−ウルトラダラー

<<   作成日時 : 2006/10/27 06:37   >>

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昨日のニュースでアメリカが、北朝鮮が精巧なドル札を偽造している事実を正式に認めたというのが流れていた。手嶋龍一さんが著書の小説「ウルトラ・ダラー」で書いておられたことがほぼ正しいようだ。
米ドルは基軸通貨という特殊性をもっており、世界の貿易取引のかなりの部分がドルで決済される。つまりほとんどの国はドルを受け入れなければならないし、ドルを調達しなければならないわけで、自然とドルは世界中で使えるようになる。北朝鮮で印刷されたドルもそのままヤミに流れて、アメリカの知らないところでドルとして通用しているのである。
経済的には通貨供給量が勝手に増えるわけで本来はドル安要因だインフレ要因だし、その他にももちろ通貨の信頼性喪失などいろんな弊害はあるのだが、そもそも豪快に財政赤字と貿易赤字を増やし続けるアメリカが実際にやっていることは、自国でドル札印刷機(および国債印刷機)をフル回転させて世界中にばら撒いているに過ぎない。それの量からみれば北朝鮮がやっている程度だと痛くも痒くもないのだろう。そのうえ、基軸通貨として国際決済に使われているということはドルがアメリカ以外の国を還流することも多いということである。現在のように新興諸国の経済が盛り上がりつつある中では、海外で必要とされるドルの量も増える。その分ドルの増刷の悪影響は相殺されていると見るべきだろう。だから北朝鮮で多少刷ってもらっても大勢に影響はないと開き直ってしまうことも可能である。

しかも、それが極めて精巧にできていて本物と見分けがつかないとなると、北朝鮮をアメリカ国財務省印刷局北朝鮮支店と認定することすら可能かも。統計に表れない量的緩和?、あるいは「ヘリコプター・ベン」(バーナンキ連銀議長の別名。むかし金融緩和を主張するさいお札をいっぱい刷ってヘリコプターから撒けばよいといったことからこのあだ名がつけられた)の側面支援?
このニュースに触れて、やはり北朝鮮とアメリカが裏でつるんでいるのではという以前からの疑問がまた補強されてしまった。
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ウルトラ・ダラー

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