厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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<<   作成日時 : 2006/11/07 21:55   >>

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今日は福井総裁がきさらぎ会で講演をした。私は参加できなかったが部下の一人が参加したので報告をしてもらった。想像以上に前のめりであるという印象を受けた。参加した部下の口ぶりからすると、文字の媒体で伝えられる以上に利上げを強く示唆するものだったようだ。とりわけ「リスクが顕在化する前」云々のくだりは、CPIコミットメントへの決別への序曲ともいえる内容だった思える。
実を言うと参議院財政金融委員会で大久保議員が村上ファンドの裏ネタで攻めるのではないかといううわさが出ていてたのだが、結局マニアックな質問で「自爆」してしまった結果、村上ファンド問題は当分完全に幕引きとなった感がある。今日の発言とあわせると、とりあえず12月または1月の利上げは相当確率が高まったと感じた。

先日地銀の投資行動のところで紹介した記事は元は日銀といううわさがある。一部の審議委員が日銀考査にからみこのあたりの投資行動に注目しているらしいのだ。いずれにしても深読みすれば金融機関の統合サイドから安部政権の道州制や自治体改革を側面支援する代わりに利上げの黙認を得た?ということかもしれない。

本日は渡辺財務官の講演もありイベントの多い日だった。講演そのもの(東京短資主催)の内容は漠然としていたが、彼も景気そのものに問題がないことを認めていた。

とはいえ、利上げがあってもマーケットへの影響は少ないだろう。イールドカーブのフォワードの水準を取ってみてもフラット化は予定の行動である。われわれとしても金利が上がれば死ぬほど長期債を買うことになる。現状では長期金利差は縮まらず円キャリートレードも当面は続くだろう。

ただ、海外の見方はもう少し冷静だ。今日は昼に米国のある金利系のヘッジファンドの人と食事したのだが、彼らは円ロングで思い切り張っているといっていた。彼らの見方でもしばらくはキャリートレードが続くかもしれないということだが、いずれは対外不均衡の問題が取り上げられるだろうということだった。
私がそこで「でも某国が経済的な主権を事実上放棄して51番目の特別自治区になるという事態までは予想していないでしょ?」といったら黙ってましたけれど。もちろん冗談ですが中期的にはアリかなと。

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