厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

アクセスカウンタ

zoom RSS 伊藤教授と竹中教授対談

<<   作成日時 : 2007/01/13 09:54   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

外資系証券主催のパネルディスカッションで伊藤隆敏教授と竹中平蔵教授が話された。竹中教授は世の中が日銀の独立性について「手段の独立性」と「目標の独立性」を混同していると主張、「手段」については中央銀行が独自の判断で行うべきだが目標のほうは「政治」問題であり明確な物価上昇目標を政治が決めるかせいぜい政治と中央銀行が共同作業で決めることしかない、と述べていた。伊藤教授によればそのターゲットの下限は大体1%程度ではないか、まあまけても0.5%であって決してゼロではありえないと述べていた。そして、お二方とも、生鮮食料品、エネルギーを除いたコア(日本ではコアコア)物価上昇率がまだほぼゼロである中での利上げは「ありえない」と述べた。ましてや12月利上げを見送ってから状況がほとんど変化していないのに利上げする「理由がまったくない」とも述べた。
お二方の主張に同意する。(ただ、経済財政諮問会議の伊藤教授がいくら「東大教授としての立場」とはいえここまで踏み込んでいいのかというのはちょっとありますが)。
ただ、実際来週利上げをするかどうかは、そういうロジックからの判断を超えたところがあるように思う。投資家としては「べき論」よりも「実際どうなるか」のほうが重要なのであるが、報道というのはひとつの大きなヒントになる。それは全体としてべき論より決定主体の「意思」に近いところで書いている(と思う)からである。政府からあまり強いコメントが出なくなり一方で主要なメディアが利上げ観測記事を打ち上げているところから見たら、1月利上げをやるのが自然な流れだろう。繰り返して言うが「是非」は別である。
といっているうちに、土曜日の朝日新聞に「日銀利上げの方向」という観測記事が1面に掲載された。その記事にも書かれている通り、未だに政府サイドが反対していることは間違いなく、私のシナリオは「議決延期請求権」の行使とそれを拒否することでの利上げ。そして福井さんが職をかけて決断する、と言うことだ。
繰り返し言うが、利上げの是非と実際やるかどうかはべつなのだ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
ユーロ・円の相場に注意
スイスフラン・円相場の特徴として、ユーロ・円との連動性が高い事です。ユーロ・円の下落は、スイスフランの・円の下落に ...続きを見る
スイスフランで稼ぐFX・キャリートレード...
2007/01/13 21:46

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
伊藤教授と竹中教授対談 厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる