厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS 保険会社の不払い問題と社会保険庁

<<   作成日時 : 2007/04/14 01:20   >>

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070413-00000114-mai-bus_all

この問題の本質は、生保の商品性の欠陥です。入院したときに入院給付金が支払われているのに、請求がないからという理由で、当然考えられるはずの通院特約の給付金の可能性を見落としているわけですが、最近のように担当者のターンオーバーが激しい状態では加入したときの担当者が辞めてしまっている可能性も多いので、給付金の申請のときに加入者も含め誰も気づかず、そして受身で査定を行う事務部門のほうでもそこまで頭が回らなかったということでしょう。その意味で、今日の日経新聞にあったように、第一生命などが「通院給付特約」をやめてしまうというのは、できないことを約束しないという意味で、正しい判断といえましょう。

いずれにしても生保の商品はとにかくわかりづらいし、比較が困難です。ただ、これについてはもともと保険業法で比較広告が禁止されていたという事情もあり、会社を責めるのは酷かもしれませんが。まあ保険会社はどう見ても一種公益企業のような役割を担っているのですから、多少きびしめにコントロールされるのはやむをえません。今回は時効にかかっている部分も支払うそうです。何社かの社長の首も飛ぶんではないでしょうか?これを良い機会としてきちんとやってもらいたいものです。

しかし、請求がなければ支払われない、というのは、もっと簡単な業種でも起こっているこです。私はむかし日本の銀行のロンドン支店に口座を持っていましたが、何の連絡もないまま統合のどさくさでなくなってしまいました。いま調べてもらおうと思っても、何の手がかりもない状態です。今の円にして何十万円も入っていたとおもうんですが(ほっといたほうもどうかしてますが)。

仕組みがややこしいため本来返してもらえるはずのお金が返してもらえない、請求しないから放置されるというのは、実は税金の還付でも起こりうることです。生保の話をするなら、税金の還付も申告書から推測される範囲で税務署がきちんとやるべきだし、それについてぜひ過去5年分の調査をしてほしいものです。

ところで、このニュースがどうも気になるのは、同じような商品をもちながら将来の給付もはっきりせず、データも相当いい加減で口座の重複が数千万件もあるといわれている例の社会保険庁の存在が頭をよぎるからです。報じられる事実はどう考えても民間企業だったら良くて業務停止命令、悪ければ(というかすでにそのレベルだと思いますが)免許取り消しレベルのひどさです。セーフティーネットという役割はあるとしても、業務内容も職員のモラルも修復不可能になってしまった社会保険庁をまず解散してお金を今の加入者に返還して、あとは各自で将来のために増やしてくださいね、という解決をすべきだと思うんですが、どうでしょうか?

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