厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS プーチン大統領の本音

<<   作成日時 : 2007/06/11 06:40   >>

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ブルンバーグニュースによると、ロシアのプーチン大統領は新たな国際経済関係構造にはまったく新しい視点が必要だ、と述べ、世界経済における新たなBalance of Powerの可能性を示しました。もちろん、直接的には現在のWTOあるいはWorld Bank体制におけるアメリカ一極主義への批判であり、現体制においてロシアをはじめとする旧共産主義国や発展途上国が過小評価されていることへの批判です。

しかしながら、プーチン政権における強圧的な力の支配へ志向ぶりを考え合わせると、かつて冷戦終結がソ連の全面敗北におわり、その後幾多の苦労を強いられた意趣返しをこれからやろうとしている、とも読めます。現実に彼らがやってきていることは、資源の戦略的使用であり、石油、鉱物資源、漁業資源を使ってこれまでの国際関係に大きな変化を与えようと積極的に行動を始めているようにみえます。この意味で北方領土なんて彼がいる間は問題が日本に有利に進展する可能性は万に一つもないでしょう。そして最終的にはアメリカにかわるあるいはアメリカと対等の勢力へとのし上がるということなのでしょう。

ロシアルーブルを準備通貨にしよう、という主張についてはまあ、100年早い、というしかありませんが、いまだに強大な軍事力を持つロシアが再び発展途上国のリーダーとして君臨しようという野望を持ち続けているのでは、という感じを強く受けます。ワタクシにはかつてエリツィン氏が戦車の上に立って演説し結局大統領になった、というあの風景が印象に強く残ります。力を誇示することこそあの国で最大の支持を得る要素となる、というのはおそらく変わっていないのだろうと思います。

ロシアの台頭を防ぎたいと思う人々にとって、どういう対策が考えられるでしょうか?ロシアの台頭は石油価格高騰による経済の活性化と株価の上昇に基づくものです。軍事力による対抗はもはや今のアメリカには不可能といっていいでしょう。そのかわり世界経済をクラッシュさせれば、新興国の相対的な立場は一気に落ちます。長期金利急騰による、世界同時株安。これしかないでしょう。ただ、困ったことに、これもしばらく時間のかかることではあります。

このままの状態が続けば、いずれにしても、物価上昇要因ではありますね。

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