厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS ドル高ですが

<<   作成日時 : 2007/06/16 06:52   >>

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これはちょっと見込み違いでしたね。てっきりインフレ懸念が盛り上がる形での米国長期金利上昇になると思っていたら、インフレ期待はそれほど盛り上がらずテクニカルなコンベクシティーヘッジなどであっという間に金利だけ40ベーシス上昇。これでは実質金利が上昇ということになってそりゃ目先のドル買いですわな、というお粗末(汗)。

こういう相場については当局者もある程度予想していたというか、むしろそうなるように期待していたという面もあるのではないでしょうか?最近の当局者や元連銀議長の発言はかなり意図的なものがあり、ようするに株や不動産、コモディティーなどのリスク性資産を軟着陸させるためには、ある程度の市場の調整は必要だったということなんでしょう。

コアPCEデフレーターやらCPIが落ち着いてきているので、インフレ懸念が本気で顕在化するのはもう少し先かもしれません。もっとも、最近はコアだけ見てていいのかという議論もそろそろ出てきたようです。

ところで金曜日の日経金融新聞に双日総合研究所の吉崎さん(かんべえさんの溜池通信でおなじみですね)がお書きになっておられたように、今後日本の食糧がどうなっていくかを考えると相当切実に取り組まないと大変なことになりそうな予感がします。実は今週ある商社のかたと話す機会があり、別の商品についてですが同じようなことをおっしゃっていました。円安は外貨建て資産を持っている人にはありがたいのですが、それで儲けたお金でおいしいものでも食べようかと思ってもそのおいしいものが手に入らない、なんていうことになりかねないわけです。

ただ、その一方でしかるべきレベルまで輸入品が高くなってくれば国内で作る競争力が出てくる。たとえばウナギの養殖とか。それでも農業に関してはいったん農地が荒れてしまうと復活には相当な労力を要するだけに、食べ物については戦略的見地から早めに対応すべきだと思います。ウナギといえばシラスウナギ(稚魚)は下手するとグラムあたりの単価が純金より高いって今日ラジオで言ってましたね。個人的見解ですが、アメリカは原油高をある程度意図的に放置することで国内石油産業に多大な利益をもたらしエネルギー利用への議論を発展させました。


全然とりとめもないおはなしでした。

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原油高で。
原油高の影響がついに・・・庶民の味方であるカップラーメンやファミレスの値段にまで影響してきましたか・・・。先日あるインスタント食品を食べると・・・ある練り物の具が急激に小さくなっていました・・・かなりショックです・・・こういった練り物にも影響が出るのですから・・・ラーメンとかにも影響があって当然だとは思います・・・しかし・・・小さなことですが・・・具が少なくなるとかはかなりショックです・・・立ち食いそばなども高くなってしまうのでしょうか・・・ ...続きを見る
平凡大学生の日常日記
2007/09/07 13:53

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内 容 ニックネーム/日時
私のエントリーへのコメント多謝です。最近、田舎の山林を見てから森林ビジネスに興味持っておりまして、マクロ的にもご指摘のように(円安で)外材が高い方が、わが国内林業にもプラスであり、これは結果的に環境面でも恩恵があります。この件、エントリーで簡単にまとめようかな、と思っております。
本石町日記
2007/06/16 21:06
本石町日記さん、こちらこそいつもありがとうございます。産業の再生という意味で今回あるいは今後の円安は重要な鍵を握ると思います。エントリー楽しみにしております。
厭債害債
2007/06/17 11:38

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