厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS あるひとつの非効率

<<   作成日時 : 2007/10/17 23:55   >>

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これまでも何度か関係することを書いているし、はっきりいって個人的趣味に属する部分もあると思うので、興味のない方は飛ばしていただければ結構だが、日本の一部機関でのクレジットカードへの対応というか特定のカードしか使えないようにしてしまうことの非効率性にやや憤っている。

一例を挙げると、私の入っているスポーツジムの決済は「原則として」カードを使った決済といわれ、オリコのカードを作らされた。厳密に言うとどうしてもというなら作らなくてもいいとは言われたが、代替案がやたら手間のかかる方法だったため、1000円の金券につられてカードを作ってしまった。交通機関においてもPASMOに関しては系列の鉄道会社系のクレジットカードしか使えない。さらにこれらの私鉄の定期単体を買う場合はその特定の鉄道会社提携カードしか使えない(たとえば西武鉄道ならプリンスカードとか、おそらく今はパスモと同じ種類のカードが使えるとは思うが)。もちろん、首都圏に数多くの私鉄がありそれぞれ大量の利用客を抱えるという日本独特の事情があり、自社の乗客を対象とするだけでも結構な数になるのだろうとは思う。しかし、クレジットカードマニア(というかポイントオタク)の立場からは、極力集約してくれたほうがありがたい、というか同じビザ、マスターのマークのついたカードをなんだかたくさん持ってしまうのはどうも納得いかない。

日本の事情はよくわからないが、アメリカでは最近サブプライムでもちょっと注目されたFICOのクレジットスコアが重視され、高いほうが信用力の高い顧客として金融面で優遇される。逆に低いとお金を借りるとき高い金利をとられたりするなどの不利益がある。FICOスコアではクレジットカードを短い期間(たとえば1年以内)に何枚も集中的に申し込むと、大きな減点対象になる。私の知人の駐在員がそれを知らずにNY着任当時いろんな会社に申し込み、全部ことわられその後1年ほどクレジットカードが作れなかったという経験を持つ。

日本ではまあこういう慣行だからカード申し込みそのものを却下されるようなことは少ないだろうが、たとえばインビテーションオンリーのプラチナアメックスやブラックダイナースなどの審査についてマイナスに働く可能性は否定できない。

話を元に戻すと、利用者の便利さという観点では、自分の使いやすいカードが1枚と特定の目的用ないしバックアップのカードがもう一枚ぐらいあれば十分だろう。顧客を囲い込もうとするあまり、それ以外の人のカード利用を排除するという、社会的効率化に逆行するようなことをしている鉄道会社には再考を求めたいし、スポーツジムのようにやたらと専用のクレジットカードを作らせるような仕組みは排除してもらいたいものである。そんなところに独自の仕組みを作る暇があったらもちょっと違うところの効率化など図れるんじゃないかなとか。

ま、独り言ですが。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
お初書き込みさせていTだきます。
FICOのクレジットスコアの話よく聞きますよね、自分も無駄なカード多いです。鉄道各社は本当に縄張り意識が強いなぁ、早く定期券をどのカードで購入できるようにしてくれ!10万以上の現金持ち歩くのはあまり好ましくないもんで。 
フレッド
2007/10/19 08:44
フレッドさん、御意にございます。もちろんアメリカでも航空会社など会社ごとの提携カードはあるのですが、少なくとも他社のカードで買えないなんていうばかげた話はありませんね。
なお、同じコメントを二ついただいているようなので、ダブりと見て勝手ながら一件削除させていただきました。
厭債害債
2007/10/19 12:31
以前お書きになった内容も含めて同意します。「このカードは使えるのかな」といちいち気にするのは煩わしいですね。私もスポーツクラブでカードを作らされそうになりましたが、口座振替にしてもらいました。日本では光熱費など定期的なものは口振が便利です。ポイントの点ではカードもいいのですが、日本は海外に比べて回転期間が長めで引き落としが遅れてやってくる印象があります。いつの分の支払いなのか分かりにくくなるし、大きな買い物をしたことを忘れると突然キャッシュショートしそうになるし、そういう意味でも枚数が増えるのは望ましくありません。
cresta
2007/10/20 07:57
アメリカのレンタカー会社の話ですが、同じネットで申し込むのでも、必要条件を素直に入力するのと、「ValuePlan」から探して入力するのとでは、値段が異なる(当然後者が安い)ことがままあって、こういう「小銭を気にする顧客にだけ小銭を還元する」ってのは、マーケティング見地から当然ありだと思うんですね。で、日本のこのカードは、実はマーケティング見地から、あえて使いにくくするようになっているのではないかと愚考。私のように、500円キャッシュバックといわれれば喜んで14枚目のカードを作ってしまったり、行き先の特典をネットで調べて、その都度ふさわしいカードを持ち歩くようなセコイ人間にだけ、ご褒美が在る、ということで。
 ・・・ここまでの考察、もちろん全然本気ではなくて、社会システム的な非効率に、腹が立つことは、全面同意です。
元IB現PB
2007/10/21 08:17
crestaさんどうもです。私もカードの引き落としサイクルを時々忘れてしまう、全く同じ状況です(笑)。
厭債害債
2007/10/22 00:31
元IB現PBさん、コメントありがとうございます。マーケティングの観点から自社カードに有利な特典を付けるのは当然でしょうが、他社カードを受け付けないのはちょっと器量が・・・というか鉄道会社ってそこまでぎりぎりで商売していると言う風に見るべきなのかもしれませんが。
厭債害債
2007/10/22 00:35
初めて投稿させていただきます。なんかこういうことって、民営化された公営企業でよく聞く話という気がします。スイカ、パスモもしかり、携帯の番号しかり、やはり利用者の利便性その次という感じですかね。道路も一緒ですよね。首都高さん。
国鉄総裁
2007/10/23 23:29
国鉄総裁さん、コメントありがとうございます。公営企業だけではなく、民間でも結構過去のセクショナリズムを引きづって利用者や顧客の利便性もないがしろにされるケースがありますね。
それと、日本の場合お役所が関連業界の利害を慮りすぎると言う面があるんでしょうね。
厭債害債
2007/10/24 00:28

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