厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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<<   作成日時 : 2008/02/12 19:52   >>

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フィナンシャルタイムズを見ていたら、ドイツの大手化学会社BASF社の社長のコメントが記事になってました。クレジットクランチの及ぼす影響について米国金融関係者は「パニック」に陥っているが、米国が今年リセッションに陥ることはないと考えているし、「この問題の規模として語られている状態より、真実はもっとましだろう」とインタビューで答えているようです。北米では2%以下の成長でこの世の終わりみたいな騒ぎ方をすると皮肉り、ビジネスへの影響について「あまりにも情緒的(too much emotion)」であるとも述べられているようです。結構この社長さん、金融に対して色々言いたいことがおありのようで・・・

同じ記事で欧州の製造業者へのアンケートでは今年の販売数量が昨年より伸びると答えている人が56%、減ると答えた人が12%。

ほほぉ。なるほどECBが強気でいけるわけですね。IFOなんかの数字もまだ過去の平均的な水準よりも高いところにあるようですし。

もちろん、金融システム維持へのアプローチが根本的に異なることも見逃せません。ドイツの旧州立銀行系が大損していても公的部門が音頭をとってかならず救済するという安心感があるドイツにくらべ、アメリカでは誰に聞いても公的資金の導入に相当慎重になっている印象があります。ワタクシは以前最後は公的資金しかないだろうと書いたことがありますが、そこにいたるまでには相当長い道のりかもしれないと最近は思えるようになって来ました。こういう違いは短期的にアメリカのほうでの波乱が起こりやすいという市場の安定感の差となって現れそうです。そしてその差が、米国の金融関係者の「パニック」として現れている面もあるでしょうね。

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