厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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<<   作成日時 : 2008/02/14 12:48   >>

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不確実性こそがリスクでありますが、最も読めないのは人間行動であり、その集積がマーケットの結果であります。個人的な意見としては、過去データに基づいた定量的な損失可能性を量ることももちろん不可欠なんですが、それ以上に人間行動をきちんと理解し観察するほうが、究極的にはリスク管理の観点から重要なのだろうと思います。個別企業の巨額の損失事例をみるにつけ、結局のところ個人が強い意志を持って不正を働けばマーケットリスクとは比べ物にならないインパクトのある結果となるわけですから。

最近マーケットを賑わしたフランス系某大銀行の関係者から聞いた話ですが、今回の不正発覚のきっかけは「電話代」だったそうです(裏は取ってません念のため)。急に色々なブローカーなどへの電話代が大幅に増えて怪しまれた結果発覚したとか。
そういえばワタクシもアメリカで一応拠点を任されていたときは、電話の請求書はかなり丹念に見てましたね。市外局番でどこへかけたか大体わかる。まあ多少の私用電話ぐらいはどうでもいいのですが、かけた時刻や長さや場所などを一応見てました。こんなことは誰でもやっていると思いますけれど、お互いに後で不愉快な思いをする前に問題の芽を早めに摘んでおく必要があるのだと思います。

逆に言うと定量的なリスク管理だけに全面的信頼を置くことが返って危険であるというのが、今回のサブプライム問題やフランス系銀行の事件の教訓であると思います。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
要は、先読みよりも、出来る事を優先してと言う事なんですね。ITの進化で出来る事も増えたように思いますが現実は中々対応できていないようですね。
hbar
2008/02/17 06:57
hbarさん、どうもです。ITはもちろん重要ですが、それだけに頼ってはいけない、ということでしょうね。いろんな意味で最後は人間、です。
厭債害債
2008/02/18 13:55

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