厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS 「原発・正力・CIA」(新潮新書)(休日モード)

<<   作成日時 : 2008/06/30 01:18   >>

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有馬哲夫教授の本で、CIA機密文書の公開によって明らかになった元読売新聞社主のCIAとの関係、そして日本の原子力政策との関係を明らかにしたものである。なかなか興味深いです。本書の中でも著者が指摘しているように諜報機関がまったくメディアと無関係だと思うほどほとんどの人はナイーブではないだろうと思う。とはいえ、コードネームで書かれた文書の引用などは結構生々しく、さらに現在に至る同新聞や系列放送、および現実力者にも当時の流れが引き継がれているのではないかという憶測さえ呼び起こすものです。

正力松太郎氏が日本の原子力の父と呼ばれるためにCIAと虚虚実実の駆け引きをしながら「努力」をされた様子は実際に本文を見ていただくとして、ふと頭をよぎったのは「鉄腕アトム」でした。なにせ、アトムの動力源は原子力ですから、子供を通じて原子力の宣伝にはふさわしいはずで、これに正力氏が支配下においていた日本テレビ放送網が目をつけないはずはないと考えたのです。

ところがwikipediaによればこれは実際最初は1963年から1966年にかけて「日本テレビ放送網」ではなくフジテレビで放送されており、日本テレビ放送網は1980年になってからアニメ第二作シリーズを放送したに過ぎないようです。

まあ1963年といえば正力氏もほぼ晩年であり、東海発電所の着工も終わっていてもうどうでもよかったのかもしれないが、もともと雑誌漫画からでてきた作品なので系列の関係もあって放送権がとりにくかったのかもしれない。

などと思っていたら、ふと気づいたことが・・・あ、やはり日本テレビ放送網は鉄腕アトムをあきらめ切れなかったのだ!!という事実を発見してしまいました。1966年から連載開始、1968年から日本テレビ放送網で放映された「巨人の星」。主人公はご存知「星飛雄馬」ですよね。
鉄腕アトムの主人公アトムは天馬博士が交通事故でなくした息子「飛雄」に似せて作った、そう、元は「天馬飛雄」。

星飛雄馬
天馬飛雄

なあるほど。だから、子供の癖にあんな大リーグボール養成ギプスとかに耐えられたのだ。そしてだからあんな魔球が・・・。そういえば消える魔球は「量子ボール」ではないかとかいう説もありましたなぁ。

(注:本文後半は何の根拠もありませんのでご注意ください)。
(注2:なお、本エントリーで執拗に「日本テレビ放送網」と書いたのにはそれなりのわけがあります。実は本書のひとつのキーポイントで、ご興味のある方はぜひお読みください。)

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原発・正力・CIA 有馬哲夫(アリマテツオ)著を読んだ
原発・正力・CIA―機密文書で読む昭和裏面史 (新潮新書 249)有馬 哲夫新潮社このアイテムの詳細を見る 本書は2005年に公開されたアメリカ国立第二公文書館のCIA文書に基づいた調査を基本に1950年代から当時讀賣新聞社主の正力松太郎氏が亡くなる1969年までを親米世論を形成するためのCIAの「対日工作」を明らかにした新書である。 舞台は原発、讀賣新聞、日本テレビ、内閣、国会、そしてディズニーなどである 目次は プロローグ 連鎖反応 第1章 なぜ正力が原子力だったのか 第2章 政治カードとし... ...続きを見る
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
実に興味深いです。巨人というまさに鎖国的象徴である、球団を目指す主人公に大リーグボールギプスをつけさせたところなんか、まさにアメリカの国策を感じざるをえません。うーんでも原作は梶原さんでしたっけ。でも漫画がアミメ化もしくはドラマ化するところで、ある力が働いてたりして。チェンジ!!
かるパース
2008/06/30 22:35
かるパースさん、どうもです。もちろん原作は梶原一騎さんですので、直接は関係ないとは思いますけれど。こういう戯れもたまにはお許しを。
厭債害債
2008/07/04 00:13

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