厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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<<   作成日時 : 2008/07/18 00:34   >>

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今日はある投資会社のクレジット投資の責任者とミーティングがありました。いろいろなお話の後、突然先方よりご下問。

「日本の投資家は今回の(GSEの)件で米国への投資について信頼を失うのであろうか?」

ワタクシは次のようにお答えしました。
「少なくともGSEについて中国や日本などの債券投資家にきちんとした対応をとってくれる限り、日本の投資家の米国に対する信頼は継続するでしょう」

先方「YES!」

その後30秒ほど沈黙がありました。少なくとも米国の有力な投資会社とわれわれの認識(利害?)は一致していると感じております。

それにしてもなりふりかまわないマーケットになってきましたね。

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コメント(13件)

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日米の心あるというかまともな、投資家たちの意見は皆同じでしょう。ここ最近の報道であおってる奴ら(また空売りかい)の見解がでかく、マスコミに風潮されているだけであるということは、明らかですな。まー某金融官庁はまだあおってますが、本邦金融危機に対する耐性は既にできているので、何とかリストとかリークしたって無駄駄々よ。
かるパース
2008/07/18 00:44
 どこ銀行が*兆円保有、ってのが毎日毎日お上からダダ漏れしてニュースになるって、本当に何なんでしょうね、この国は。ポジション減らせ圧力に負けて日本勢が投げ始めたら・・・以前なら「また外資に収益機会の献上かよ」といってれば良かったのですが、スプレッドが広がったところを拾うはずのクレディット系のヘッジファンドは萎縮中、プレーヤーが軒並み死んでしまっている今、どんなに固い債券だってスプレッドは大変なことになると思いますが、わかってんのかなぁ。
元IB現PB
2008/07/18 11:22
今某12Cみてますが、前長官様は、また根拠のない発言をしてますよね。まー政策担当者として普通発言控えるだろ。でこの番組のコメンテーターもよくわからん発言をしてるところが、いいところですが。しかし「金融恐慌前夜」とは絶句しますよ本当に。
かるパース
2008/07/18 23:20
日本の機関投資家がエージェント債を組み入れていたのはやむを得なかったんでしょうか? 確かに利回りといい、信用度といい、為替リスクさえ注意していれば安全かつ有利な投資なのでしょうが…

それにしても、運用担当者は「暗黙の政府保証」という言葉に弱いですね。誰も保証していないのに、元は政府機関だからと、100%民間会社の債券に数千億〜数兆円もの投資をしますかねー。「サブプライムには引っ掛かっていません。」などとうそぶいていた生保も、銀行のことを笑えません。

日本の地方債も「暗黙の政府保証」と言われて久しいですが、GSEの実態(住宅ローン債権の流動性を確保するという公益性のため、政府主導でかなり無理な投資を強いられていた、揚句の果てに自己資本のゲタまではかせてもらって)を知ると、まだ、日本の地方債のほうが、為替リスクが無いだけマシなような気もします。機関投資家の皆さん、もっと地方債を買いましょう。
いつも見てます
2008/07/19 10:12
暗黙の政府保証と言われると、確かに地方債が出てきますね。共同地方債は、最たるものでしょうか、、、。更に、複式簿記・発生主義で財務書類を作成しているところは極僅かです。とても気合入れて買う気にはなれないですよ。
Capri
2008/07/19 15:23
この記事及び「昨日の雑感」のコメント欄でもご意見いただきました。貴台だけでなく、同意見を主張される元IB現PB氏、かるパース氏の見解に対して、 私見(たぶん反対説)をまとめました。フリーアクセスにいたしましたで、ご関心あれば、お読み下さい。
よしゆきまこと
2008/07/20 15:43
上のURL入れ忘れでした。
http://consumerloan.blog.shinobi.jp/Entry/101/
よしゆきまこと
2008/07/20 15:43
うまくURLが入りませんで、たびたびご迷惑かけます。
1.GSE救済に関する日本の金融機関の共通認識
2.PaulsonのGSE救済提案をめぐる議会の反応
3.信用毀損か資金不足か
4.証券化業務のリスクのadvance, representation and warranties とrepurchase合意
5.高水準のスプレッドが意味する市場が襲うGSE機能の経済的破綻
6.agency MBS格付けと暗黙の保証の定性分析、スプレッドの意味に関するさらなる誤解
http://consumerloan.blog.shinobi.jp/Entry/101/
よしゆきまこと
2008/07/20 15:47
よしゆきさん、詳細なコメントありがとうございます。反論(でもないのですが)というかワタクシの意見はそちらのブログにコメントとして書かせていただきました。

一部重複になりますが、この事態はドル基軸通貨体制の危機ともいえます。まさに赤字ファンディングをどうするか、それが問われているのですから。

GSEは議会や財務省の監督下にあるから、最終的に彼ら(すなわち国民)が納得すれば何らかの形(たとえば「国有化」にしろ無制限の資金供給にしろ)で救済できるわけで、最終的には国民の意思が問題となりますから米国民が国際資金フローについて理解力を欠いていることによるリスクはありますね。まあそのときはそのときで仕方ないですね。個人的には(というか会社的にも)別にGSEがデフォルトしてもらってもたいしたことはありませんが、怖いもの見たさで、どのようなことが起こるかという歴史的実験に立ち会ってみたい気持ちも少しあります。まあ当事者に人口密集地での核実験に等しい物をやる気持ちがあるかどうか、ということですが。
厭債害債
2008/07/21 20:32
かるパースさんどうもです。きちんとした対策をとる必要があると言う意味での当局の認識は重要ですが、すでに報告しているんですけれどねぇ。
元IB現PBさんどうもです。フォローありがとうございます。まさに投げたら結構大変なことにはなりますし、公表ポジション額は(日本だけとってみても)あまりにも大きすぎて対応不能ですね。
厭債害債
2008/07/21 20:37
いつも見てますさん、どうもです。ご指摘の点はまったくおっしゃるとおりで、暗黙の政府保証だけを信じて投資しているとしたら、やはりやや無責任でしょう。ある程度中身と仕組みを分析した上で、それでも最終的に増税ができるかとか政府は払うと言う蓋然性が強いと判断されれば投資に値するのだと思います。
ちなみに日本の地方債はそれらの条件を満たしていると考えている(さらには、日本の地方の経済が回るように貢献すると言う金融機関の役割もあるから)ので投資してますが下にも書きますように、きちんとしたところはまだ数少ないです。

capriさんどうもです。最近では結構IRに力を入れるところが多くなってきましたね。ただ、やはり場所によって大きな差があることは否めません。当然投資する側も選別的になりますね。
厭債害債
2008/07/21 20:45
Bush Prods Congress, as Financers Are Inspected /STEPHEN LABATON/ July 22 
害債氏と市場の共通認識どおりの筋書きです.白紙の小切手を渡すのであれば,救済はどの程度の額になるのか, 調査もしないでは要望には応じられないだろうという議会の求めに応じ,FEDとOCCが2GSEに検査に入った.今週中に議会での承認を得られる展望が確定している様子なので,DDには100人を超える相当数の検査官が入っているとみられ, (結果がどれだけ悲惨であろうとも, 救済規模の推定はできるので) 提案合意に向け, 検査結果報告シナリオも予想され, 市場は落ち着き払っきた.しかし投入額がここ数ヶ月間の損失を穴埋めする$10-15bnに限られれば, また危機は再来するから, そのときは自由裁量権を小出しに行使すればよい.それが2010年末まで数年は続くことになるか.
よしゆきまこと
2008/07/22 16:38
吉行さん、どうもです。議会がもともと問題にしそうだったのは「白地小切手」の部分(つまり歯止めがあるかということ)だったように思います。おっしゃるとおり結果的にはずるずるといくとしても、最初一定のめどを提示できればまとまりそうな予感です。
とはいえ、本当の問題はこれからだろうと思います。
厭債害債
2008/07/23 06:11

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