厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS 某雑誌の記事ですが

<<   作成日時 : 2008/09/02 17:26   >>

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9月号の記事のこの認識はちょっと・・・

(以下引用)

中国のサブプライム損失三千七百億ドル規模

 米国の低所得者向けサブプライムローンを手がける米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディーマック)の二つの金融投資大手に対し、中国が総計三千七百六十三億ドルの債券投資を行っていることが明らかになった。この投資額の多くが焦げ付くことは確実で、周小川人民銀行総裁も「天文学的数字である」と認めている。
(引用終わり)(太字は原文のまま、下線はワタクシ)

どこが変かは、改めて書くまでもないでしょうが、これらの二つの企業のメインの貸付や保証は適格ローンであり、サブプライムはわずかです。またこの見出しだと投資額イコール損失と読めますが、中国の投資は外貨準備によるものが多いと思われ、シニア債やMBSなど、現状ではあまり大きな損失が予定されていないものばかりだと思われます(ま、ずっと先はわかりませんが)。

結構クオリティーの高い記事や内部情報に詳しい人が書いたと思われるスクープ記事も多い月刊誌で個人的には評価しているだけに、こういうのはちょっと残念。

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コメント(3件)

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上はどの雑誌を言われているか知りませんが、本日ロイターも同様に。森佳子記者の理解ができず引用されたか。東海東京証券チーフエコノミスト・斎藤満氏が誤解をしているとはおもえない。
「今回の措置は当面の止血剤としての意味はあるが、2000億ドル規模の公的資金は到底十分だとは言えない。2社の債務は5.3兆ドルに達しており、1割の下落でも5000億ドルを超える損失が出る計算だ」とは語る。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33637020080908
直前にケース・シラー価格に言及しているので、1割の下落で、5000億ドルの損とは土地の損だろう。GSEは不動産屋ではあるまいし、保有保証するモーゲージが価格下落で払われず、直接負債が膨らむという話ではないだろうに。
吉行誠
2008/09/08 17:55
吉行さん、どうもです。引用された記事については、確かに債務の大きさと住宅市場との関連を勘違いしているようです(ちょっと極端すぎる勘違いですが)。ちなみにワタクシの引用したのは●択というやつです。
厭債害債
2008/09/08 18:31
日経の記者の没記事で高い原稿料(他社の倍?)でしられていても、金融でないから、その程度の誤りは仕方がないかとも。でもロイターには唖然とするし、NYのアナリストらですら、先週あたりまで、GSEに利益があがってきたので、救済介入は遠のいたと発言するという程度の認識。ということは日本のエコノミストに、取引したことのないMBS、PCやらRemicの意味がお分かりだろうかと勘ぐりたくもなる。
吉行誠
2008/09/08 19:31

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