厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

アクセスカウンタ

zoom RSS プロシクリカリティーの補足

<<   作成日時 : 2009/03/22 09:29   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 3

前回エントリーで書き忘れたことが一つ。もう一つの重大な要因が「決算期末」の時期そのものです、まあこれも季節感の重要な要素ともいうべきもので、一概に意味がないとも言い切れないかもしれませんが、同じような業態の人々が同じ時期に決算期末を迎えることによってとりわけ市場周りの変動要因が増す、あるいはまったく動きが止まってしまうことも考えられます。

金融機関など規制業種にとっては、これは勝手に変えられないもののようです(法律がある)。たとえば銀行法第17条や保険業法109条は会計年度が4月1日から翌3月31日であると明記してある。これは日本だけのことではないようで、アメリカの某外資系さんで最近投資銀行から普通銀行に転換をはかったところは、決算期が変わったそうです。

この辺、強い監督を行うべき免許業務であり、監督当局としてきちんと横串をとおしてみる必要があるのかもしれませんが、ちょっと決算期に自由度を持たせれば自分の判断でリスクが取れるところも出てきて市場のボラティリティーを均す意味はあると思うのです。逆に強制的に同じ時期に決算を強いられることでプロシクリカリティーが出てきているという側面があり、当局や立法の再考を促したいですね。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
金融機関から融資を受けている企業の会計年度は、
その金融機関のそれとそろっている/いないで、
(どちらかに)得失はあるのかなぁ?

(一部には、
株主総会の開催日までそろえたがるような人たちもいるみたいですけど。)
774
2009/03/22 13:08
774さんどうもです。ルール上は金融機関が与信先の判定や格付けを行う場合はデータとしてはもっとも最近のデータを利用することになるのですが、むしろ3月決算の金融機関に対して12月決算の事業会社という組み合わせはベストといえますね。逆に3月でそろえられると正確な決算数字を査定に反映できない。ただ、それがゆえに有利不利ということはあまりないと思いますが。とはいえ金融機関の立場からは、もし年1回で4月末決算なんていうところがあると、結構苦しむかもしれませんが、だからこそ定性的判断が重要になる・・・というのは本末転倒でしょうかね。
厭債害債
2009/03/22 17:40
こんにちは、いつも楽しく拝見しています。
欧米の銀行が12月決算で日本の銀行が3月末決算だと、欧米の会計基準の動きに日本の銀行がついていけないのも問題だと思います…。結構色々なことが起きていますよね。

cedia70
2009/03/30 07:38

コメントする help

ニックネーム
本 文
プロシクリカリティーの補足 厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる