厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS 海外でのクレジットカード利用について

<<   作成日時 : 2009/08/15 23:39   >>

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最近海外でカードを使って買い物をする時換算レートが悪い。これは2005年とか6年あたりにカード会社のスタンスが根本的に変わってからであって、要するに海外利用において高額の手数料を取るようになったからだ。その手数料は為替レートに載せられる形でチャージされているので、たとえばユーロだと実勢レート(銀行間)からみて4円ぐらい取られている感じである。
ところで、細かい話だが、普通の利用がこれだけ割高になってしまった結果、海外におけるクレジットカードによる「キャッシング」が相対的に割安になっている。

実際の例で見てみる。ワタクシは8月7日に欧州の某ショップで買い物をしたが請求書を見るとこのときのレートは140.90になっている。要するに銀行間レートに2%の手数料が乗っているからだ。今回実は同じ日に欧州で同じクレジットカードでのキャッシングもやっている。結論から言うと、こちらの最終換算レート(利息も含めて)は140.43となった。キャッシングはたぶんTTSで換算された上で利息がつく仕組みだからだ。キャッシングは借金の一種であり、サラ金みたいなもので、金利はべらぼうに高くこのカードの場合年利18%なのだがそれでもカードでモノを買うよりキャッシングしてモノを買った方が割安な場合があるのだ。(実際は利用日から〆日まで10日程度あったから、〆日ぎりぎりにちかくキャッシングしたら利息の分はもう少し減るため、最終レートももう少し改善する。また、もっと利息の低いカードだとさらに改善する。確かに年率18%とはいえ月に直すと1.5%。1か月ちょっとぐらいまでは買い物した時の2%の手数料より安いのは当たり前だ。

もちろん、キャッシングはポイントの対象にならなかったりするし、最終的にはどちらが得かよーく考えてみないとわからないけれど、少なくともキャッシングという選択肢は海外では排除すべきではないと思った。
(なおキャッシングには暗証番号が必要である。老婆心まで)

余談だが、昔アメリカにいるときは、不正利用の被害が多いところであるせいか、ちょっと変わったところで利用したりするとすぐにカードが使えなくなった。要するにカード会社が不正検知プログラムを入れていて、それが結構作動してしまうのである。そのときは、いちいち電話して本人確認して再開してもらうことになる。まあだいたいスムーズにいくのだけれど、実際ワタクシの知り合いで被害に会った人も多いので、そういう厳密な検知プログラムが作動していることを知ることは、最初はいらっときたけれど、途中から結構安心できるものとして肯定的に受け入れていた。

このプログラム、素人のワタクシにはいったいどういう基準で発動されているのか皆目見当がつかなかった。それこそ会社のカードで航空券をとって出張してその先のレストランでカードを使っても全く問題なかったこともあれば、ニューヨーク市内で使ったことが引っ掛かったこともある。今回海外では一度も発動されなかったが、日本のカードが緩いのかプログラムが相当高度なのか、その辺はよくわからない。

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
現在NY在住の者です。この間、Tiffenyで結婚xx記念にそこそこの指輪を嫁に送ったのですが、お店を出て15分後ぐらいにはカード会社から「今xxxドル使いましたか?」という電話がかかってきました。以前にもその手の電話がかかってきたことはあったのですが、今回はあまりの早さに驚きました。
うずら
2009/08/18 23:48
うずらさんどうもです。おっしゃるような素早い事例はワタクシも経験ありませんね。かえって別の意味で(たとえば個人情報を引き出すためのワナ?)疑ってしまいそうですが。
厭債害債
2009/08/19 06:25
金融市場でアービトラージをする人は、こういう損得を必死こいて考えているのでしょうかね?
なみすと
2009/08/19 14:26
なみすとさん、どうもです。質問に対するお答えは、「そのとおりです。」
というか、仕事柄こういうところがどうしても気になって仕方なくなるというのが正解でしょうか。
厭債害債
2009/08/19 17:17
厭債害債さん、さっそくのレスポンスありがとうございます。
私は、一銭でも得しようという気概がある方のほうがそちら方面では強みになるのではないかと思います。
なみすと
2009/08/19 21:45
その手のシステムはFalconとかが有名ですが、基本的には顧客の利用パターンから外れる使い方をすると警報を出す仕組みになってます

例えば、うずらさんのケースだと換金性の高い高額商品を購入したからだと思いますが、それ以外にも場所とタイミング(15分前にジャージーシティでガスを入れたのに、今バッファローのウォルマートでPS3を買った)、利用金額(普段はコンビニで50ドルくらいしか使わないのに、ブルーミーで高額商品を連続決済した)などがあります(例は適当でこんなに単純じゃないですが)

最近は、振り込め詐欺などマネロン対策に銀行もこういったシステムを導入する動きが強まっていますが、リアルタイムに解析を行っているので勘定系システムにかかる負荷が高くなったり、対応人員にかかる人件費が問題になってるようです
von_yosukeyan
2009/08/21 01:03
von_yosukeyanさんどうもです。さすがに負荷がかかりすぎて警戒レベルを落としているみたいな話ではないのでしょうけれど。情報ありがとうございました。
厭債害債
2009/08/24 15:32
カード業界の場合、ガチガチにガードしてるというわけでもないです。警報システムを入れても、結局アカウントを停止する最終的な判断は人間がやるワケで、IT投資に加えて人員を貼り付けるコストがかなりかかってしまいます。結局は、不正利用を保険でカバーするところと、警報システムの整備でコスト的なバランスを取ってるワケです

ところが、邦銀の対マネロンシステムの場合は、元々勘定系が恐竜みたいに古いシステムでリアルタイム処理が苦手、そしてFSAは被害ゼロ化を迫っていてコストは膨大となります。以前、NHKでFSA元長官の五味氏が「マネロン対策は銀行業界が結果責任を負うべき」なんて言ってたりしますし、ますます邦銀は営利企業から公共事業化していくんじゃないでしょうか
von_yosukeyan
2009/08/24 23:38
von_yosukeyanさんどうもです。確かに予防より保険のほうが合理的ということもあるでしょうね。邦銀の話もさもありなんという感じです。最近の動きやら世間の論調も銀行の「公共企業」化を進めているようで、一面それは正しいとしても、検討すべきことは多いでしょうね。
厭債害債
2009/08/29 10:43

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