厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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<<   作成日時 : 2009/11/11 01:10   >>

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雑談です
今日ニュースを見ていて思ったこと二つ。
・ある死体遺棄事件容疑者の扱いのあまりの大きさ
・ある著名脳科学者の脱税事件の扱いの小ささ

一つ目の騒ぎの大きさは、なんだか意図的な感じがしてすごく嫌な感じがする。たぶん、ある程度追い詰めたという確信が持てた段階で、写真を公開し、逮捕を劇的なものにしてイギリスとの関係に配慮したとかそういうことかなとおもったのだが、ほかにある多くの殺人事件との扱いの違いがやはり際立っている。容疑者の行動やら過去のことやら事細かに報道するし。NHKのアナウンサーが言った次の台詞には思わず飲んでいたビールを吹いてしまった。
「只今、新しい情報がはいりました、xx容疑者を乗せた警察の車がxx警察署の前に到着しました。」それがなにか?この事件だけことさら掘り下げて取り上げるのはフェアじゃないなぁ。今は裁判員制度が始まったから、こういうのって結構影響してしまうかもしれないのに。

著名脳科学者の脱税事件は、正直かなり悪質だとおもう。なにせメディアへ頻繁に登場しているのだから、税金のことを全く知らなかったなどという言い訳はあり得ない。忙しくて確定申告しないで許されるのなら、多くの人がそうするだろう。明らかに高所得なのだから申告義務があることは常識だ。それを3年間忙しくて放っておいた、などというのは明らかに問題だ。とりわけ、これだけ税収不足に国家が悩む中で、ここまで露骨に税金を払わない意図を示してくれるのはある意味立派でもあるが、全体から見たら結果的には指摘されなければ払う気がなかったということであり、悪質と言われても仕方ない。
資本主義だし民主主義だしお金儲けは大いにやっていいのだが、税金はちゃんと払ってもらわないと困る。それなのにどうしてこれほど寛大なのか?一方でたかが女子高生のスカートの中を手鏡でのぞいただけで刑務所にまで入りかけている人がいるのだ。手鏡事件は被害者は少数だが、脱税は国民全体を敵に回す罪だという意識がもっとあっていいと思う。NHKは今日も(一応番組後にテロップを流してあえて番組をそのまま放送したことの理由を伝えていたが)その脳科学者が出演する番組を普通に放送していた。
ちょっとフェアではないなぁ。

これらの事件で、いろいろな面で生じているかなりいびつな基準のずれ方を感じてしまった。

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2009/11/12 00:56

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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
いつも楽しく拝見しています。一つ目の件についてですが、「ほかにある多くの殺人事件との扱いの違い」は犠牲者が外国人である点で明らかだと思います。どの事件をどのくらい取り上げるかにFairnessをどの程度求めるべきか、正直なところ「過剰じゃなければいいんじゃない」くらいの感想しかもてないのですが、イギリスに住んでいてこの事件の取り上げられ方(安全な日本で…という見られ方は顕著だと思います)を見ている身としては、あまり過剰には見えなかったりします。フェア、というのも人それぞれの感じ方によってしまうんだろうな、と思った次第です。
せでぃあ
2009/11/11 09:14
せでぃあさん、コメントありがとうございます。う〜ん、確かに日本の安全神話(特に外国から見た)が揺らいだというのは大きな事件だったのかもしれませんが、ワタクシの感覚では(まだ諸外国との相対的なアレでは安全ですが)そもそも安全神話がとっくになくなっていると思っていました。とはいえ、やはり国際関係を重んじれば、こういう事件は大々的に取り上げるべき(とくに今回は逮捕のめどが立ったことが大きいでしょうね)だと言う判断はありだったのかも。
ワタクシの違和感は、かなり前にさかのぼり、小学校から仲良くしていた近所のひとつ下の男性がアメリカのシアトルで物取りに惨殺(いわゆるエクセキューション・スタイルってぇやつですね)された件との比較間もあります。そのとき日本では全国紙の社会面が1回報じたかその程度で、おそらく当時のアメリカでもそれほど大きく取り扱われていなかったはずです。外国人だから特別に、という感覚は、特にアメリカの場合なかったと思うので、ワタクシも、日本でもそうなのかな、と思ってました。やはりガイジンはべつですかね。
厭債害債
2009/11/11 11:53
容疑者が護送される画像をみて何になるのであろうか。護送や移送に当たっては顔を隠しているのだから、あんなに取材を強行しても得られるものはほとんどない。
ましてや逮捕送検済みの容疑者が裁判所に移動する際に、ヘリコプターまで使って生放送するのは、完全にイカレテイルとしかいえない。
公共の電波を使って何をやっているんだか?

それと脳学者の脱税問題は酷い。悪質だ。
課税当局の見解の相違とかそういうレベルでなく、単純に申告を失念したと弁明しているが、子供の言い訳レベルである。
ブレイク初年度に税務署から何も言われなかったのに味をしめ、このまま「所得はバレないだろう」と高をくくっていたに違いない。
他人の脳を研究するばかりで自分の脳が退化してしまったのでしょうか?
CDMA
2009/11/11 11:53
はじめまして。よく拝見させていただいてます。金融機関の営業やってるので結構ためになります。
今朝出勤前にテレビ観てたら全く同じこと感じましたよ。
私はそれ以外にもお笑い芸人のトーク番組でゲストに向かってギャラはいくらもらってるとか聞いていたり、昨年のリーマンショックの直後に年金基金が株式で評価損出してるとかいうときにあるニュース番組でコメンテーターが年金運用に株式は入れてはダメだとか吐かしてたり、格差社会が問題になったときたら恐らく億は年収のあるキャスターが格差をなくせと吠えてたり。
とにかくしょっちゅうマスコミには釈然としない気分にさせられます。


前にヘッジ付き外債についてのエントリがありましたが近頃証券会社じゃそれを投信にして大量販売してますよね。私はいつもリテール証券が大量販売しだしたら相場の終わりが近いと勝手に思ってしまうのです。実際、多くの事業債(得に外銀)なんかは単価が頭打ちになってきた感じがしますし。
ちょっと為替ヘッジも含めて金利情勢が私も気になります。
長文失礼しました。
企業戦士
2009/11/11 17:02
脳科学者さんは”申告漏れ”、と報道されてますけど、まあ”脱税”ですよね。企業が税務当局との行き違いですぐに”脱税”と大々的に報道するのになんでしょうか。この手の報道の偏向は売春を援助交際とかいったり。
ttori
2009/11/11 21:06
CDMAさん、コメントありがとうございます。まったくおっしゃる通りですね。まあ脳科学者のケースは、ある意味、失敗のリカバリー対応における脳の働きというテーマとしてで彼自身の貴重な研究対象になるかもしれませんけれど。

企業戦士さん、コメントありがとうございます。
なるほど、ヘッジ付き外債が投信になる時代ですね。まあそれでも、まだリスクリターンという点ではメイクセンスするでしょうけれど。

ttoriさんどうもです。今回はあえて寛大な措置をとる何か背景があったのでしょうかね。
厭債害債
2009/11/11 23:55
脳科学者のもそうなんですが、首相のはもう何と言うか。弁解も弁解に全くなってないですし、申告し直せばいいというような問題でも無い筈なんですがね。

本当に、一殺人犯の逮捕劇なんて追いかけてる場合じゃないと思います。
名無之直人
2009/11/12 00:58
名無之直人さん、どうもです。首相のもいかがなものかと思いますね。意外にテレビの逮捕劇は国政への目くらましだったりして・・・
厭債害債
2009/11/12 21:24
おもわずエクセキューション・スタイルでググってしまいました。
これはひどい。
en.wikipediaには死刑の要件を満たすとか書いてますね。
日本で起きたら何週間にもわたってメディア・スクラム(←あえて誤用)の対象になりそうです。
かつて起きた日本人留学生殺人のメディアでの扱いと比較するに、所詮そのニュースが売れるかという判断が唯一の基準なのかと思います。
取材に金のかかる海外で強盗では数字がとれないということではないでしょうか?

警察の対応はご指摘のとおりではないかと私も思います。
本エントリを読むまで何も考えてませんでしたが。

某脳科学者も数字がとれるから甘い扱いなんでしょうかねぇ。
某エコノミストは数字がとれなかったと…
公共放送までそういう動きをしてて視聴料を取っていいのかと思いますが、
視聴率で受信料の可否を判断する世間がそうさせるんでしょね。
Cru
2009/11/23 23:35
Cruさんどうもです。確かに海外での取材は大変だから、現地のメディアがちゃんとやってくれないような事件だと、そもそも記事が書けないのでしょうね。その後はさすがにあまり出なくなってしまいましたが。
ワタクシは別に悪いことをしてもテレビに出ることが問題ではなく(悪いことは悪いと処遇したうえで)、メディアがダブルスタンダードを適用して悪いことを悪くないような説明までしてしまうことが問題だと思います。
厭債害債
2009/11/24 06:24
そうですね。
ダブルスタンダードが問題ですね。
こういうときに倫理より集団の論理が優先される体質があるんでしょうね。
あと「風向き」とか。
風向きが変わるようなことがあれば某脳科学者も叩かれるんでしょう。
風向きが変われば平気で人を誹謗できるTVの体質は反吐が出そうです。
激しい言葉を使ってしまいました。
すみません。

各局おしなべてそうなのはやはりシステムの問題なのでしょうね。
それを許す視聴者の問題も大きいのかもしれませんが。

でも今はネットで発信できますね。
厭債害債さんのように発信されることが積みかさなって日本の社会がよい方向に向かえばよいなと思っております。
Cru
2009/11/25 00:03

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