厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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<<   作成日時 : 2011/01/25 12:13   >>

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EFSFが本日ローンチされるようですが、スプレッドトークはスワッププラス一桁台ということだそうです。ちょっと前に発行されたEU債のスプレッドが二桁あったことや、最初にプレゼンしてきたあたりでのスプレッドが40ぐらいとか言われていたことを考えると、おやおやって言う感じです。400主体以上からのオーダーですでに何倍ものオーバーサブスクライブ状態なのだそうですが。

周辺国クレジットや救済プログラムについてはここ数週間の間に様々な出来事が生じています。中国が個別国と話をして積極的な国債購入に乗り出していることが明らかになり、日本やロシアなどがEFSF債への大規模な投資を発表し、スペインではカハ(貯蓄金融機関)への資本増強が決まり、気がつけばドイツやユーロ圏の景況感はIFOやPMIの数字で見てもかなり強い状況となっていて、どうやら何とかなるかもしれないという希望を人々に与える結果となっています。アイルランドでは緑の党の連立離脱などがあったものの、動揺は全体としてはごくわずかなものにとどまっています。それを考えると劇的にスプレッドがタイト化したのもわからないわけではないのですが、個人的には、まあ一種の「イベント」と考えています。しかし世の中のためにイベントが必要なことは結構あるのでして、まあがんばりましょう、と申し上げたいと思います。

欧州の問題とはいえ、もともと欧州の域内対立が世界大戦に拡大した歴史があるだけに、欧州を救うことは大げさに言えば世界を救うこと・・・かもしれません・・・。というわけで、こういう救済プログラムに協力することはまさに飢餓救済プログラムに参加する著名ミュージシャンみたいでちょっと格好良いわけです。日本の位置づけは曲の途中でもったいぶって歌いだす故マイケル・ジャクソン氏か、はたまたちょっと異質な声で突然叫びだすシンディ・ローパー氏か・・・ともあれこれをきっかけに落ち着いてくれたら、中国や日本という著名シンガーの参加という看板効果はそれなりものだったと言ってもいいのかもしれません。

投資という観点ではL+5というスプレッドはどうなのよ、という問題はあります。ただ、こういうのは寄付だと割り切れば、システム的に重要な公的機関や大銀行などが積極的に参加することはそれなりの意味があるのではないでしょうか?

余談ですが最初の主幹事はSocGen,CITI、HSBCで微妙にドイツが外れているのが気になります。クインシー・ジョーンズがアルバム作りに参加していないような寂しさを覚えるのはワタクシだけですかそうですか。

(追記:We are the worldはBand aid ではなくUSA for Africaプログラムでありました。読者の方からのご指摘を受け、タイトルと本文の一部をびみょーに訂正させていただきます。思い込みって恐ろしい・・・)

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