厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS シャンパーニュ・ボルドーの旅(3)〜ランスその2

<<   作成日時 : 2011/09/04 16:14   >>

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翌日は前もって予約を入れていたポメリーのシャンパンシャトーへ訪問。小さい町なので本当は歩こうと思えば歩けるんだけれど、時間も迫っていたのでタクシーで。受付でお金(試飲2杯つき17ユーロ)を払ったあとほど無く酒蔵見学ツアーです。

で、お目当ての試飲。2杯セットをチョイス。「先に1杯飲んでからまたお願いします」といって2杯目のときにカウンターに行くと、「ほかのお客さんだれかのまなかったみたいだから、これも飲んで」と1杯余計にもらい、それだけかとおもったら、「ああ、このビンもう残り少ないから空けちゃおう」とか言ってもういっぱいサービス。結局4杯で結構べろべろに成りました(朝のシャンパーニュは結構効きます)。
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実はそのあと、同じポメリー系列の有名なレストランLe Parcに予約を入れてありました。道を挟んだ隣の敷地にそのレストランはあります。もともとミシュランの3つ星でちょっと前に2つ星になってしまったようですが、入り口からしてその威圧感はすさまじいものがあります。
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12時からの予約だったのですが、ちょっと早めについてしまい、バーで飲みながら待ちますか?と聞かれたので仕方なく「はい」とか言ってしまい、またシャンパン15ユーロを余計に頼む羽目になりました。でメニューをみせてもらいましたが、たぶんですが、ここはランチメニューというものが無い。昼も夜もおそらく同じ料理を同じ値段で提供しています。ざっとメニューを見たところ、前菜とメインとデザートを食べると最低でも140ユーロ程度になります。一応セットメニュー101ユーロっていうのはありますが、やはりそれぞれ名物を頼んでみたいということで、今回はアラカルトで勝負。

ところで、このバーの一角でシェフともう一人のコックが料理について真剣な顔で打ち合わせをしていました。まあもともと開店前だったからだろうと思いますが、12時過ぎてしばらくすると、支配人らしい人が何事か注意したみたいで、程なくそそくさと仕事場に戻ったようです。そしてしばらくして、「食事の用意ができました」ということで、食堂へお招き。

まずはアミューズブッシュ。なんだか興奮していてよく覚えてませんが、あっさりした野菜のめにゅーだったかな。
前菜はフォアグラのパテ。さまざまな食材が微妙に組み合わさっている上にフランボワーズのジェリーが適度に調和して、ワインによく合います。
メインはラムを頼みましたが、使っている部位とか焼き加減とか、それこそ芸術としか言いようが無い。付け合せの野菜も素材の味をしっかり生かしながら何種類も混ぜてあって別に添えられたソースとの相性もばっちりです。
ワインはそんなにもう飲めないので、ハーフボトルからチョイス。これはソムリエにお願いしました。

チーズはもう食べられそうに無いのでスキップしてデザートへ。チョコレートスフレは事前に「多少時間がかかるので、もし注文されるのであれば事前におっしゃっていただければタイミングを計ってお出しできます」といわれていたとおり、絶妙のタイミングで出てきました。さすが。ふんわりと盛り上がった天井部分をギャルソンがナイフでサクサクと切り裂いて、何するのかと思えばそこにレモンのシャーベットを投入。熱々のスフレとつめたいシャーベットのマリアージュを楽しむという趣向です。で、しばらくしたら、「ちょっと待ってね」といわれ、また何をするのかと思えば、バーボンウイスキーをたっぷり上から降りかけてくれました。今度は香りのハーモニー。なるほど、こだわりのスフレというわけですね。

十分満足してお菓子を食べ、さてコーヒーを、と思ってお願いすると、それでは別室で、ということで、最初に通されたバーに案内されました。しかし天気もいいし、庭はとても広くてきれいです。庭でもいいか?と聞くと「もちろん」とのことでお庭でゆっくりとコーヒーを楽しみました。
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庭というにはあまりにも広く、時々散策を交えながら酔いも回っていたこともあり、ゆっくりとした時間をすごしました。館に入ったのが12時ちょっと前。で、結局出たのが4時半。いやはや凄まじいランチになりました。お勘定の方も結局一人約200ユーロ。いやーいろんな意味で一生の記念みたいな食事になりました。

でも、考えてみれば今日本で2万円ちょっとでここまで徹底したクオリティとサービスの提供できるところって意外に少ないのでは?と思いました。その意味では値段以上の価値はあったかもしれません。ミシュランの(元ですが)三ツ星ってこういうことなのね、という納得感はありました。

考えてみたら、朝からシャンパン5杯とワインハーフボトルですから、酔っ払わないわけが無い。で、酔い覚ましもかねて帰りはタクシーを使わずに歩いて帰ることに。いろいろ迷いながらなんとか駅近くまで帰り着きました。でもまだまだ日は高い。そこでランスのトラム(路面電車)を乗り倒すことに。こちらの一日券は4ユーロぐらいで、3回ぐらいで元が取れます。ここの路面電車で日本人的に感動するのは芝生の上を走る区間が多いこと。
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芝生と路面電車ってちょっと意外感がありますよね。遊園地みたいで楽しい。最初にTGVの駅から市内までトラムがあると書いたと思いますが、この際だからトラムでTGV駅まで行ってみようと思い、乗りました。15分ほどでA線終点のTGV駅に。駅前には何も無くて建設中のホテルが1件。なるほど、これからまだ進化していくということですね。あとは有名なランスの大聖堂を見学してシャガールの見事なステンドグラスに感動してホテルへ戻りました。夕食は、昼間贅沢しすぎたので、飛行機から持ち込んだパンとバターと水で質素に済ませました。
(で、さらに旅は続く)

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ポメリーは、今はわかりませんが、ANAのビジネスクラスのシャンパーニュで飲んだことがあります。
そのシャトーが見学できるとは知りませんでした。
レストランとあわせて、いつか行ってみたいです。
(ま)
2011/09/08 23:09

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