厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS 再び戦争へ(素人のひとりごとです)

<<   作成日時 : 2014/09/11 21:11   >>

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「時代」なんでしょうね。国家という枠組みが必ずしも有効でなくなり、イスラム国のように「宗教」(鍵カッコつき)を前面に押し出した集団が一定の地域を実効支配し、資金力と軍事力をもって大国と真っ向から対決しようとする時代になりました。

米国ジャーナリストの処刑や改宗しない者たちへの残虐かつ非人道的な取扱いをうけてついに米国のオバマ大統領も「本格的」軍事作戦(シリアも含めた空爆やその他)を通じて「徹底的に壊滅」させる腹を決めたようです。成功するかどうかはわかりませんが、いずれにしても米国が新たな「戦争状態」に突入したといって過言ではないと思います。

今回非常に厄介なのは、このイスラム国がかつて日本に恐怖を与えた「オウム真理教」とある意味で非常に似ているということです。いずれも、初めから既存の秩序に対する挑戦を明確にしています。必要があれば残忍なやり方で平気で人を殺すという点も共通しています。テロはいうまでもありません。さらに一番怖いのは、必ずしも強制ではなく「洗脳」によって若い人々が(今回は世界中から)参加しているということです。たぶんオウムに参加した人々ほど知能指数は高くないかもしれませんが、いずれにしても内生的にも勢力が増えている。オーストリアでは若い女性がISに参加しようとして出国するところをつかまりました。イギリス国民は500人以上が参加しているとも言われます。そして画像でも明らかになったように、必ずしも生まれながらのムスリムでも有色人種でもない人々が、平気で首切りを行う組織だということです。

ワタクシも含め多くの人々はこの状況に非常に危機感を抱いていると思います。さらにアメリカが全面対決を打ち出したことから、今後は「テロ」の恐怖とも戦わなければなりません。なにせ彼らのシンパは世界中あちこちにいます。先日佐藤優さんのお話を聞く機会がありましたが、エボラ出血熱だって使いようによっては自爆テロの道具にできる。空気感染はしないが体液や血液に触れれば感染するし、最後はその「出血」で人にうつしてしまうわけだから、意図的に感染して潜伏期間中に入国してその国で発病すれば立派なテロです。もっと激しくやるなら文字通り自爆して血液を人込みで多くの人々にぶちまけるなどのこともできます。

こういう主体との対決はおのずから国際社会あげて行うことになるはずで、「有志国連合」は自然と広がるはずです。まあ日本の「集団的自衛権」の解釈改憲は最悪のタイミングだったかもしれませんが、もはやそういうことを言っている時代ではなくなった。中国とかとの問題ではなくもっと広い意味で外の世界と力でも向き合わざるを得なくなってきている、ということなのだろうと思います。

とりあえずは、米国などによる軍事行動で事態が沈静化することを祈りますが、ISのメンバーを根絶やしにすることは不可能でしょう。そもそもISが出てきた背景はやはりアラブ世界の複雑さを抜きにして語れないし、そもそもISをたたくということは敵の敵としてシリア政府に味方することになるわけで、ちょっと前まであれほど口を極めてののしっていた相手の見方をせざるを得ないというもう混乱の極みみたいな状況がどう次の世界につながっていくのかは全くよくわからなくなりました。当然イスラエルとハマスのところの力関係も絡んできます。

本当はこんな複雑な状況で日本のようなお人よし平和ボケ国家が手を出せる状況ではないのですが、否が応でも巻き込まれる、そんな嫌な時代になってきました。そんな状況で安倍新内閣はネオナチとのつながりが疑われかねない女性閣僚やら混じっていたりして、安倍さんは本当にわざとやっているのか、と疑いたくもなります。一見関係なさそうに見えて、最近NHKの朝ドラ「花子とアン」のメッセージが露骨に反戦化してきたのもそういう雰囲気をみんなが感じているということの表れかもしれませんね。この時期に朝日新聞がらみでいろいろと問題が大きく取り上げられるようになったというのも偶然の一致なんでしょうか?(*1)自民党以外の様々な党の地方議員たちのろくでもない事件が(はっきり言ってどうでもいいレベルの話ばかりなんですが)ことさら「炎上」しているのは気のせいでしょうか?関係なさそうなさまざまな出来事が、実はしっかりと一つの流れの中で理解すべきことなのかもしれないと最近考え始めています。

(*1)朝日新聞を決して擁護するものではありません。一連の彼らのやったことはやはりメディアとして致命的だと思います。ただ、官邸や首相がここぞとばかりそれを利用しようとしている感じがあまりに強いのでちょっと品がないなぁと。

(あくまで素人の個人的な感想です)

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コメント(5件)

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まー欧米は、ガラガラぽんで在庫一掃で定期的に戦争しないといかんので、今回はイスラム国がターゲットということですが、今回の戦争はインターネットなんかやりながら、向こう側にも戦争の民間かなんかぷろがいそうな気配なので、迷惑なのは戦場というゲームフィールドにされた人間達です。
かる、
2014/09/19 01:23
アサヒはナチ並みなので、どうでもいいが、戦争の時代に人間がどう考えて行動したかという意味では、花子とアンがNHK的には秀逸な描き方をしています。
ある意味まー馬鹿な右翼には、いわゆる反戦的な番組なんて言わせたいし、左翼の方には宮崎君最高なんてことですが、極めて坦々と描いているとこが、すごいです。
飛行機が人類にとってなんて語りは極めてすごいですが。あと本当の戦争中の極めて庶民がいかに、酷い人権侵害したかなんて、だんみちさんに簡単にさせてるし。
まーアサヒ的には、憲兵隊は悪の権化的な見方も、にいやんの登場で否定しているとこまで極めてすごいドラマですが、こんなみかたしてるの私だけでしょうか?
かる
2014/09/19 01:39
まー日本放送協会の懺悔みたいなドラマですが、でも吉高さんかわいいので、見てます。
かる
2014/09/19 01:46
あ、いいわすれたど、れんこさんの旦那のモデルは、宮崎滔天の息子なので、お父さんは孫文の盟友なのでなんてちょっと描いてなりしたり、今回のモデルは以外に思いのですよある意味大河ドラマ的要素ありなんて。m(__)m
かる
2014/09/19 01:56
まー多分ますごみ的な、アサヒ的なかつ今のマスゴミ的に言うと、日本の国民は軍部に騙されていた被害者なんて、言ってtojyoさんと連合軍の非民主的なプロバガンダででっち上げた、軍部極めて抽象的な概念です。
で結論的には、日本国民がみんなでやったことです。北みたい一部かわいいですすの
かる
2014/09/19 02:08

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