厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS 学校とエアコン

<<   作成日時 : 2015/02/13 10:16   >>

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ある自治体で基地の騒音に悩まされる小中学校のエアコン設置をめぐって住民投票が告示されたようです。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015020702000251.html

要するに4年前に当選した市長が東日本大震災を受けて「便利な生活を転換する」方針を学校に適用したことで、もともと基地の騒音対策として計画に上っていたエアコン設置が取りやめになったということのようです。

市の財政が苦しいことも理由で、上記記事によれば28校にエアコンを設置するために78億円かかり、そのうち市が30億円負担しなければならず、ほかにお金を使うべきところがあるのではないか、ということのようです。

このニュースを最初見た時の疑問は、28校で78億円ってどんなエアコンなんだろう、と思ったわけです。1校あたり3億弱です。

まあ一般の家庭に入れるようなエアコンではなさそうな気がしますね。通常の教室ではまあ普通の家庭の大きめの居間の5倍ぐらいの広さはあるでしょう。でも普通の家庭で使っているようなエアコンであれば10万円も出せばあるでしょうから、その5倍として50万円、一つの学校あたり30教室として、28校だと840教室それに体育館が大体200万円で28校としたら、しめて420百万円+56百万=476百万円。約五億円です。もちろん電気工事費とかかかるかもしれませんし、そもそも教室数の前提が違うかもしれません。また窓も工事が必要かもしれませんが、それにしても78億円と5億円では一桁以上違うわけで、なにかおかしいと思うわけです。

多分きちんとした工事をして後々にも使えるよう中央冷暖房の全館工事が必要なそういう見積もりなんだと思います。問題はその辺の議論がなされていないまま、反対と賛成が感情的にぶつかっている気がしてならないのです。簡易なやり方でとりあえず生徒たちの体や騒音への配慮ができるなら、そういうやりかたもあるのではないか、と傍目には思ってしまうこの頃です。

個人的には、今の夏の状況で窓を閉め切って授業しなければならないとしたら、それはまあ別の意味で大きな問題だろうと思うわけです。そのうえ、賛否はあるものの、すでに原発再稼働等も議論に上っているし、そもそも今の世の中でほかにエネルギーを無駄遣いしているところは一杯あるわけで、子どもたちがエネルギー規制の最初のターゲットになるのはそれこそ順序がおかしい、とは思います。ただ、やはり市の財政にとっての負担もあるので、その辺を市民にきちんと説得できていない市長の責任はやはり大きいのではないかと思います。まさかとは思いますが、本当はもっと安くあげる手段が見いだせるのに、それを提示せずいたずらに高額の負担を印象付けることで、自分の信念を推し進めようとしているのであればそれはインチキくさいやり方だなぁと思います。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
仰るとおり、工事費とかも(大分)水増しされているのでしょうけど
もしかすると向こう10年くらいのランニングコストも含まれているのではないでしょうか?
あとは壊れたときのサポートも考えると(予算計上の都合で)サポート契約する必要があると思いますので
その分もあっての78億もの予算な気がします。
フレ
2015/02/20 00:34

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