厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS 謎の投信

<<   作成日時 : 2015/09/18 17:44   >>

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今朝の日経で「郵政株 1万円から投資」という見出しのもとで某SMもといMS信託が新たに売り出す予定の「投資信託」の記事(あるいはステマ)が掲載されていました。
同時上場する郵政3社「のみ」で運用する投信だそうです。まあ上場後は多少業態が分かれるから全く分散効果がないとは言いきれませんが、分散とかそういうことを真剣に考える人には明らかに向いていない。

なにせ「1万円から投資」です。言うまでもなく個人だけがターゲットです。しかも貧乏な個人です。それぞれ上場株になるわけで、多少まとまった金があれば個人でも3社の株は買えます。記事にも3銘柄すべて買うと50万円かかると書いてあり、逆に言えばたったの50万円で3社に投資できる(もししたければ、ですが)。IPOなら手数料はほぼいらないし、証券会社経由でも今は手数料はかなり安い。

投信仕立てにする意味が正直わからない。少なくとも投信にすれば信託報酬(運用、管理など)が発生します。一般には販社の販売手数料が発生します。パフォーマンスそのものも、もちろん取引手数料の分だけ値動きそのものから低下します(まあ大口でやると割安にはなるでしょうが)。銘柄選択は全く必要がないし比率も時価総額に応じて調整するだけなので、プロの目利きも必要がない。まあ一種のパッシブということでしょうが、そんな一万円やそこらで流入と流出を繰り返すフローを管理するのも大変でしょうというちょっと同情めいたものすら感じます。

こういうものができる背景として二つの理由が考えられます。一つはこういう商品が仮に某MS信託で意思を以て作られたと仮定すると、その考えた人は、相当貧乏人をバカにしているのではないか、ということ。貧乏人でも株買いたいでしょ?買わせてあげますよ、どうせリテラシーのない人たちだし、仕組みを作ってあげてるんだから、手数料はたっぷりいただきますよ、という発想に立っているという考え方。しかし投信や金融のプロたちが自らの意思でまともにこんな商品を考えるとはワタクシにはとても思えないのです。

もうひとつは、政府とぐるになって考えた郵政関連株価引き上げスキームという考え方。なんとなく周辺の事情も考えるとこちらのほうが納得できます。

まあ商品の詳細も見ないままで勝手なことをいうのは申し訳ないので、たいがいにしておきますが、そこまでしないと売れない株なんですかね?

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
まー、なんで民営化して株式会社の意味をもう一度考えなさい。でgpid改革と一体なんですが、きみ達わかるかな。
郵貯は日本を駄目にする
2015/10/09 01:22
これが、きーワードごめん、年金、郵便会計なんて、ひどいものよ、失敗しても5.5手マラ回っていることにして、補てんしてもらっていたが、反対側のなんやら公団は数兆円の赤字だしても、財投どんぶり勘定で大蔵、官僚OBのなんやら公団理事長は、責任を問われない
郵政改革は、そこから始まっている。
財政投融資
2015/10/09 01:29

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