厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

アクセスカウンタ

zoom RSS 10年国債金利0.1%割れ

<<   作成日時 : 2016/01/29 17:05   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 9 / トラックバック 1 / コメント 2

日銀の「手の込んだ」マイナス金利政策でいろいろとややこしいことになりそうです。
当座預金残高に対し基本的な付利部分は残しつつ、それ以上については原則マイナス金利ないしゼロ金利ということで、お金はどこへ行くのだろうか、というとっても素朴な疑問が生まれています。短期資金市場はどうなるのだろうか、とかもうね。

10年国債の金利も0.1%を割れてしまいまして、言い方を変えると昨日のなんと「半分」になってしまいました。異次元緩和の出発点が「ニマ〜イ、ニバ〜イ」だったことを考えると、妙な納得感すら生まれてくるぐらいですが、先ほど債券の運用担当の方の顔を見ましたら、ちょっと具合が悪そうでしたな。いや、体によくありませんぜ、この金融政策は。

ただ、ある程度自由度の高いポートフォリオであまりバタバタ動かす主体でなければ、早い段階からこういう事態を見越して短期ゾーンのウェイトを極端に落としてあると思います。見方を変えると目先の償還も少ないので、当分は「死んだふり」でしのぐのだろうと思います。しかし、銀行さんとかどうしても短めのところを買ってきた主体がどのようにされるのか、付利による収益も落ちますし、いろいろ大変だなぁとか思います。

てか、そもそも通常の円建て債券ポートフォリオって真っ当な形で生き残れるのか?期待収益率の観点から長期投資としての枠組みに組み入れうるのかどうかすら怪しくなってくる。まあそういったのもポーロフォリオ利バランスを期待する政策的な枠組みの一部といえばそれまでですが、やはりALMとか真っ当なことをやりづらくなっているよねぇというのが率直な印象です。ある程度仕方ないとはいえ、一体誰がこの落とし前をつけるのか、というのが運用担当者のやり場のない怒りではないか、と思います。

昔焼き芋屋が売り歩くとき
九里四里(くりより)うまい十三里・・・
なんてキャッチコピーでうまいこと言いながら売り歩いていたみたいですが、ついつい

付利よりやすい10年金利

とか頭に浮かんでしまいました。いや、どうでもいいです。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 9
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
日銀、マイナス金利政策を導入
日本銀行は29日、金融政策決定会合を開き、マイナス金利政策の導入を5対4の賛成多数で決めました。2月16日から開始される準備預金積み期間から、日本銀行当座預金を基礎残高、マクロ加算残高、政策金利残高の3段階の階層構造に分割し、それぞれの階層に応じてプラス金利、ゼロ金利、マイナス金利を適用することになります。 *** ♪マイナス♪ ...続きを見る
歌は世につれ世は歌につれ・・・みたいな。
2016/01/31 18:35

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 そもそも緩和が必要なマクロ環境なのか疑問です。リーマンショック後のようなクレジットクランチでもないし、PIIGS時の極端な円高でもないですしね。
 目論みがどうであれ、相場に勝てるプロは限定的なので、日銀もGPIFも将来の損失が心配です。
兜町
2016/01/30 17:22
兜町さんどうもです。アベノミクスで盛り上がった相場の維持、ということで、政権的には重要かもしれませんね。ただ、日銀がそんなに政権におもねていいのか、という疑問が強いです。
厭債害債
2016/02/01 08:31

コメントする help

ニックネーム
本 文
10年国債金利0.1%割れ 厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる