厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS 「育休」申請男性議員の不倫疑惑

<<   作成日時 : 2016/02/12 22:25   >>

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ワイドショーネタとばかりも言ってられないので、取り上げさせてください。
以前のエントリーで男性代議士、しかも奥様も代議士の場合においての育休取得についてはやや批判的なことを書きました。まあ制度を訴えるために自分で頑張るという気合はほめてもよいと思っていましたが、同じ時期に不倫はいけません!

いや、個人的な意見として、「不倫」そのものは別にいいです。あくまで家庭内というか個人の問題ですから、国会議員であろうがだれであろうが別にそれが故に社会的に他人がどうこう非難すべきではないと考えています。最近は性的嗜好の多様化を素直に評価する時代でありまして、アメリカではLGBTに対する差別などは結構問題視される。不倫というのは配偶者がありながら他の異性(もしかしたら同性の場合もそういうのか?)と性的な関係を持つことでありますが、これだって見方によれば「一人じゃ満足できない」というマイノリティ性的嗜好の表現に過ぎないのであり、そう言う風にカラダとかココロとかできちゃったんならそれを社会はきちんと受け入れるべき、だと思います。もちろんその配偶者等との関係では法的な離婚理由となりますし相手は配偶者に対して不法行為として損害賠償責任を負うことは確実です。また離婚の際は圧倒的に不利で財産分与とかかなり持っていかれると思うので、その辺のお覚悟をしてからということにはなります。最悪の場合は血みどろの戦いになるかもしれないというリスクは残りますが、しかし、所詮原則は民事の世界です。戦前にあった姦通罪は新憲法の「男女平等」の旗印のもとで廃止されました。単に平等ということを担保するのであれば男女ともに「姦通罪」の適用を認めてもよかったはずですが、刑事罰の対象からすべて外したということは、戦後はそのような時代だということの表れであります。

石田純一さんが「不倫は文化」と言ったとか言わないとかありましたが、正確には「男女関係(最近であれば場合によっては同性関係も)は文化」であるとは思います。不倫というのはその文化を形作る一つであります。文化とは、ワタクシなりに考えるに、人間がいろんなことを考えて営む生活の表現であり、その中には不倫による苦しみやそれでも異なる異性にひかれる人間の性とか弱さとかそういうものの発露も含まれると思います。そういうものがない世界というのは、よほど隠されたままの強権国家とかサイボーグ国家みたいな感じだろうと思います。だから、いろいろな障害を覚悟の上で不倫をされることはあくまでご本人とその周りの方々の問題です。

しかし、奥様のおなかにいる赤ちゃんのための育児休暇取得を声高に訴えながら不倫するのはまずいです。なぜまずいか?
1. 育休取得という行為(=男性側からの家族への配慮の大切さを表現)と同時期に不倫するという行為が、一人の人間の論理的な思考の結果と整合的ではないため、衆を集めて議する、つまり議論をする仕事である国会議員としての適格性に疑問がある。
2. この時期にスキャンダラスな週刊誌ネタを提供してしまい、いろいろな審議日程に影響を与え、コストの高い人たちの時間を無駄に浪費してしまうという点で、国家に大きな損失を与えている。

ということではないか、と思います。つまり彼が国会議員であり、男性の育休を訴えていたにもかかわらず、こういうことになってしまって、国会議員としての適性や政務に与える悪影響が問題とされるわけです。前者はとりあえず国会議員を辞めるということでけりがつきそうですが、後者については「謝罪会見」ぐらいしかけじめのつけようがないので、まあそんなものかな、と思います。

個人的には、ちょっと憤っています。ワタクシのようなジジイはもっとこういう年代のリーダーであるべき人にはある程度純粋にやってほしいと思いました。国の先行きを憂えて育休の必要性を訴え、それに抵抗する年寄連中をバカだのアホだの攻撃してそれで日本を変えていく、そんな気概を持ってほしいし、彼はそういう気概のある若手だと思っていました(育休には疑問でしたが)。ジジイとしてはそういう気概があれば攻撃されがい場合によっては殺されがいもあるというもの。にもかかわらず喜劇のようなこういうレベルの低い事例を、しかも選ばれし若手国会議員の方の事例として見せつけられると、際限のない絶望感にさいなまれます。若い人の意見をもっと国会に、そう思って選ばれているのだと思うので、そういう意味で彼の行動が国に与えた損失は潜在的には非常に大きいのではないか、と思っています。

なお、ちょっと古いですが、北海道で衆議院議員の補欠選挙をする際にかかる費用の見積もりをみつけましたので、当該議員さまにおかれましてはぜひいろいろと償いをする際の参考にしていただきたいと思います。余計なこととは思いますが老婆心まで。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000130741.pdf


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