厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS バスク・ボルドーを旅する(休日モード)(3)〜グッゲンハイムとレストランNerua

<<   作成日時 : 2017/08/20 18:55   >>

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更に翌日は、ビルバオの最大ともいえる観光資源であるグッゲンハイム美術館へ。さすがに人がたくさん集まっています。有名な玄関前のワンコは季節のお花できれいに飾られています。
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中は意外にもフランス印象派やジャコメッティの彫像などの作品が結構あり、割と楽しめました。特別展で、アメリカの映像芸術家Bill Vioraの展示が2階全体で行われていて、改めて映像芸術の面白さに引き込まれました(でも見るのは時間がかかる)。お昼は今回のツアーの一つのヤマとなった美術館併設のレストランnurea (http://www.neruaguggenheimbilbao.com/)でのランチ。ここは美術館から直結はしておらずいったん外に出てから入り直すことになります。このレストランは30台の気鋭のシェフがやっており、ミシュランの一つ星を獲得しています。

ここの面白いのは、どこか日本の居酒屋かどこかで学んだのかは知りませんが、キッチンで働く人がリーダーの掛け声とともに一斉に何か発声すること。まあ例えばいらっしゃいませとか、かしこまりましたとか、そんな感じの言葉なんでしょうけれど。予約必須と聞いてましたがそうでもなかったようです。
最初に、支配人から、「厨房でアミューズブッシュをいかがですか」と勧められ、素直に従いました。写真はありませんが、トマトのおまんじゅう。そこで色々とレストランの蘊蓄を聞きます。とにかくいろいろ細かいところにまで気を配って作っているということは、説明だけではなく実際の料理でも味わわされることになります。
一通りお話を聞いてテーブルへ。今回のヤマということで勝負をかけて140ユーロの14品コース(ランチでっせ・・・とはいってもスペインはランチが正餐)とそれに合うワインのペアリング(65ユーロ)を頼みました。
ランチで23000円って日本でもなかなかありませんな。
最初はちょっとビールで口を湿らせて最初のワインとともに出てきたのはトマトの煮たの(すみません、食べてしまってます)。
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色々なトマトが微妙なお出汁の味付けで出てきており、まさに素材の旨さを引き出した逸品。次の一品はナタデココ入りコンソメスープ(すみません、これも食べてしまってます)。
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これも絶品。ナタデココの酸味とお出汁がまたよく合います。いずれもほとんど飾り気がなくとにかく味を見ろという挑戦状。これら2品は香りの強いスペイン産のワインを合わせます。
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次は甘エビと青菜に桃のソース。
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この甘エビ、火が通っているのに柔らかく生の甘エビの食感でちょっと驚きました。ソースとの組み合わせも今までに味わったことのない配合で、美味しくいただきました。これにはこのワイン。
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正直、よくわかりませんでしたが徹底した管理のもとでの限定生産なのだとか。

そしてそのあとザリガニのトマトとピルピルソース(バスク風ソース)からカツオの心臓肉のオリーブ煮だとかイワシの素揚げから鱈料理、豆料理、イカのコンフィだのなんだかこの後は興奮しすぎたのと酔っ払ったのとで写真を撮るのを忘れてしまっている部分もママありますが、とにかく色々なワインとのセットを楽しむという意味で、こちらの食文化は酒を避けられない(オヤジギャグではありません)ものであるというのがよくわかります。
なお、ワインはスペインも結構な産地ですしバスクのワイナリーもありますが、記憶している限りコースにおいて出てきたワインのなかでバスクものは1つだけ。それ以外はイタリアであったりチェコであったりと、そこは料理に合わせるという意味で徹底した思想が見えます。
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全体的な印象としてはやはり魚介はかなり日本料理を意識しているなぁということ。生の食感をぎりぎりまで追求した究極の(ある意味非常に科学的な)調理手法がそこにあるように感じました。それと当然ですがバスク料理というものに対する究極の姿を追求しようとする姿勢が一貫して感じられました。またサンセバスチャン編でも書くつもりですがある人によれば、もともとサンセバスチャンでシェフがレシピを公開して全体のバルの料理の底上げを図ったうえ、更に競い合うようになってどんどん進化したとも言われています。バスク地方にミシュランの星付きレストランが多いのもなんとなくうなずけるところです。

お店はコースだけでなくアラカルト対応もしているようです(ワタクシにはコースのメニューしか見せてもらえませんでしたが)。

で、この後ワタクシはあまりにも酔っ払ったので美術館の外のベンチでお昼寝してしまいました。とても気持ち良かったです(幸いにはスリとかには会わず)。そのあとは多少観光しておとなしく翌日の移動にそなえました。(続く)

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