厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS バスク・ボルドーを旅する(休日モード)(4)〜サンセバスチャンの一日

<<   作成日時 : 2017/08/20 19:14   >>

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この日はサンセバスチャンへの移動です。まず気候。予報ではこの日はバスク方面は35度ぐらいの猛暑日になるとのこと。十分な装備と水をきちんと用意します。
トラムでバスターミナルに近いサンマメスの駅まで乗ります。このバスターミナルから空港やマドリッド行きなどが発着しています。
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サンセバスチャン行きはPESAという公共バスが30分に1本走らせていて、チケットはバスターミナルの売り場で買えます(会社ごとに窓口が分かれていますので注意)。8時ちょうどのバスで出発。ターミナルにはポール式の電光掲示板があって何処行きが何番乗り場からでるという表示がでますので、それに従って待ってれば乗れます。チケットは一応座席指定ですが、サンセバスチャン(ドノスティア)行きは結構ガラガラでした、高速をひた走り75分ぐらいでつきます。近いです。着くのはRenfeの駅の地下バスターミナルです。
(ドノスティアの地下バスターミナル)
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サンセバスチャン(San Sebastián)はスペイン語、バスク語ではドノスティア(Donostia)と呼びます。詳しくはウィキペディアとかで見ていただくとして、スペインでも屈指の観光地です。海と食事とイベントで強力な集客力を誇っています。
今回の宿泊先はLegazpi doce roomsというこぎれいだけれど安ホテル。しかしたまたまこの時期一週間はサンセバスチャンの夏祭り(セマナ・グランデ)シーズンで毎日なんかの催しとか花火コンテストが行われており観光客も多いシーズンのようです。したがって、比較的まっとうな宿の少ない(特にネットの予約サイトに乗っているようなところの少ない)この町の宿泊費はべらぼうに高騰しており、一泊23000円ぐらい取られました。まあそれを納得づくで言っているから仕方ないのですが、それにしてもこの時期日本で23000円出したらホテルオークラに泊まれるよなぁとか思いました。(但しホテルの方の名誉のために書いておくと、とても皆さん感じがよくてできる限りのサービスをやってくれていました。)

ホテルに荷物を預けて早速市内へ。この観光の中心部分は非常にコンパクトであり、まずはサンテルモの丘を登ってみることにします。「8月31日通り」の海寄りにあるサンテルモ博物館の横からも登り口があります。
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割と簡単なハイキングでのぼっていくと一番上には城跡?があり昔ここで色々な戦いが行われたことを示す大砲などの遺品が残されています。
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ここからの眺めは絶景です。ビスケー湾の真珠と呼ばれるラ・コンチャ海岸が一望できます。
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旧市街入口に「マーケット」があり、文字通りビルバオと同じように生鮮食料品などが売っています。その地下にはスーパーもあり一般的な食料品なども買えます。やっぱり肉は安いですね。
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ここでお決まりのビールとピンチョス。なんていうか、乾きもので一杯という感じですね、これは。
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どんどん暑くなってきますが、めげずに海岸のほうへ。狭い町なのでとにかく西のほうにいけば海岸です。この夏一番の暑さであるこの日、海岸には凄い数の人がいました。
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きっと江の島みたいな感覚で来られるのでしょうか?あまりに暑いので一旦ホテルに回避。夕方になって花火コンテスト目当てに出かけます。開始は10:45PM。え?10:45?そうですね、この時期日没は9時10分ごろなので、それぐらいにならないと花火がちゃんと見えない。かなり込み合うことが予想されたので、早めに行って近くのバルでビールでも飲みながら待つことにしました。その前に結構観光客に人気のあるバルで観光客らしく名物料理を味わわなくては、ということでこのバル(Borda Bera)に。
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ここは19:30開店です。ただネットの口コミだと開店前から人が並んでいて、しかも狭い店なので、カウンターにたどり着けないと注文もできないみたいな書き込みがあったので、開店20分前から並んで開店と同時に入りました。リゾットとかチーズ入りラビオリとかが有名みたいで注文してみました。いずれも美味しかったです。
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でもワタクシのお気に入りはこれ。
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Takoという名前の料理ですが、中身はマグロだと思います。これを両面こんがり焼いて和風のしょうゆベース味付けにし、ワカメ?添えとなっている。これは旨い。本当にうまい。お勧めでした。このバルのもう一つの特徴は、お分かりかもしれませんが「ピンチョス」ではなく一品料理となっていること。したがってやや単価も高めで一品4ユーロ程度です。ちなみにバルはあまり長居をしないで「ちょっとひっかけてつまんではしごする」のが通なのだそうで。
(このバルの混み方はこんな感じ)
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外へ出てみるとまだ日がでていました。通りでは、スペインなどのお祭りでは定番のようですが、カベスドスと呼ばれる頭でっかちの人形にふんした人が、子どもなどを追いかけて、豚の膀胱でできた風船状のもので思いっきり「ぱぁぁん」と叩きに来ています。それからキャーキャー言いながら逃げるのもまた楽しみの一つのようです。
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夕暮れはいいですね。海岸近くのバルでビールを注文しちびちびやりながら花火のぎりぎりまで粘ることを企画しました。
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しかし、9時過ぎになるとお店の人がお客さんをだんだん追い出しにかかってきます。やはり管理上見学客のゾーンに制限がかかっているようです。なんだかよくわかりませんが、別に入場料があるわけではないので、多くの人は勝手に柵を越えたりずらしたりして許可されたゾーンに移っていってなんとなくラテン的な感じです。
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結局2時間程度待っていよいよ花火コンテスト。コンテストなので毎年優勝者が決まるらしいです。どうせ日本の花火に比べたら・・・とかタカをくくっていたら意外に気合の入った中身でちょっとびっくりしました。
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ずっと立って見てたら首が疲れました。
若者も多く集まっており、そのよるから翌朝にかけて若者の元気な声が通りに響いておりました。


さて翌日はボルドーへの移動日ですが、大体1時ごろに町を出ればいいので、午前中はやはり目的のバルめぐり。え?まさか朝からって無理でしょ?と思っているとこれができるのがスペインポルトガル。結構な店が朝から店を開けています。早いところでは9時半から。というわけでいくつか有名どころを探っていきました。旧市街には本当にたくさんのお店が並んでいます。
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一つ目は名前は忘れたけれど海老と唐辛子の素揚げが美味しいと評判。最初に行った時にはまだ揚げ油の準備ができていないとの理由で揚げ物は断られましたが、一巡後また訪問してしっかりと白ワインとともにいただきました。美味しかった。
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近くにあるバル・スポルト(Bar Sport)に次に訪問。ここはちゃんと日本語メニューがありましたが、よく見るとローマ字は日本語そのもので、なんじゃこら、でした。
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ここでいただいたフォアグラが絶品でした。とにかく質がいいんでしょうね。焼き加減も素晴らしく、赤ワインにぴったり。
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まあお昼ごはんも兼ねているので、結構気合を入れて食べてます。

どんだけ食べ飲みしたかわからない状態でホテルに戻り、そそくさとチェックアウトしました。
それにしても、ここのバルはどこも基本的に「はずれ」がない。この件についてCREAのネット記事にたかせ藍沙さんと言う旅行ライターの方が次のように書かれています。(http://crea.bunshun.jp/articles/-/8728
「もともとあったピンチョスという食文化に加え、食で観光客を呼び込もうと町ぐるみでレベル向上に努力した結果、細い路地にひしめくバル全体がレベルアップし、それぞれが一流レストラン並みのクオリティの料理を作るに至っている。ライバルであるはずのバルが互いにレシピを教え合うという、独自の戦略の賜物だ」
なるほどですね。(続く)

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