厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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<<   作成日時 : 2017/12/01 06:50  

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前回エントリーに載せた銀行の手続きの話ですが、あれで終わったと思っていたら電話が・・・
「xx様(ワタクシ)、大変申し訳ないのですが前回記入いただいた書類で日付を訂正されたと思うのですが、私(ご担当者)のほうでは私の訂正印で特に問題がないと思っておりましたら本部からこれではだめで書き直ししてもらうよう指示されまして・・・」

問題の個所は「日付」
通常は西暦でも和暦でもあまり細かく言われないのですが、その銀行の書類は記入日のところが明確に(西暦)と書いてあって、ワタクシはついつい書類を書くときに勢いで「平せぃ・・・ウッ」という感じで筆が滑ってそのまま下に書き直したのですが、担当者がその「平」の部分に訂正印を押していてもそれではだめだということのようです。まあ「自署ゾーン」だからそれがルールと言えばルールでしょうね。でもまあ全部の日付を書き直したわけでもないので、そこまで厳格にやらなくても問題はなさそうにも思いましたが。

確かに、保険会社等でも契約書や告知書の自署の部分は非常に厳格に取り扱われているので、わからないわけではないですが、うーん。もともとこういう自署管理の厳格さは不正を防止するためのものです。本件で不正リスクがどの程度なのかというと、まあ微妙な案件だと思います。ただ、大きな組織にありがちですが、厳格さの意味が独り歩きして、何でもかんでも厳格化していくのが善であるみたいな風潮になりがちです。

さらに、ちょっと強引ではありますが、金融機関は金融庁の締め付けが厳しかった時期に「監査部門」の増強を図ったところが多いと思います。仕事を多少知っている人が監査をすることによって不正や誤りを見つけやすくなるという効果がありますが、ちょうど多少能力のある人が余ってきたとこでもあって、いい受け皿となった。
ところが、パーキンソンの法則じゃないけれど、こういう部門は自己増殖してしまうのです。自分の存在意義をかけてなにかを「挙げる」ことに躍起になる。それが内部監査における細かい「指摘事項」につながり、当然監査の指摘に対して無視すれば首が飛ぶのでそれを守るということになり、社内的にもやたらと細かいルールやチェックが働くようになっていると思います。それが生産性を上げて顧客満足度を高める方向に行けばいいのですが、やはり一部は形式重視となり上記のようなチェックで書類が差し戻される。その結果顧客にもうひと手間要請することとなり(ワタクシはべつにいいんですが)場合によっては顧客満足度をかえって下げる。

これも結局「リスク管理」の枠組みでそれをスルーするリスクとそれをスルーしないことによって生まれるロス(事務コスト、顧客満足度など)を冷静に衡量するところから始めるべきでしょう。

というわけで、今回も電話をもらって、またたまたま近くだったので店頭に足を運んで手続きをし直したわけですが、実は電話の際最初は「ご住所宛に書類を送りますので記入して再送願いたいと思うのですが」と言われたのです。
前回のエントリーを見ていただいた方はお分かりと思いますが、最初は銀行は当該書類の徴求漏れを治癒するために「銀行に電話してほしい」というメモを入れた封書を住所宛に送ってきています。そもそも郵送で手続きできるのであれば、やはり初めからそうすれば一番よかったのではないか、と思います。そうすれば書き間違いがあってもワタクシの訂正印でちゃんと処理できたと思いますし。どう考えても銀行という組織の中に、余計な人の手間を生み出させるなにかが存在していると感じてしまいます。

たかだかワタクシごときのチンケな顧客がキャッシュカードの再発行という全く金にならない手続きを求めたことに対し、銀行のみなさんにこれだけ大きな手間と労力を掛けさせたことに対し本当に心から申し訳ないと思うわけですが、今日の一件でもあらためて、その裏側にいる「人余り」もまた感じることが出来た点で、とても勉強になりました。

なお、本日もティッシュ、ラップ、その他お土産セット貰ってしまいました。いやー、要らないって何度も言ったんですけれど・・・。

なお、余談ですが、企業関係の表示はそろそろ西暦に統一するという動きが加速するのではないかと思っています。なにせ、生前退位の日が翌々年の4月末とかもうわけのわからないタイミングになっていて、だれがどのような合理性に基づいて決めたのか謎ですが、ともあれ多くの会社の「年度」は4月1日から翌3月末となっていて、年度を年号表示すれば、平成31年度が1か月だけ?(5月からは新元号年度)ということになります。まあ実務的な手当てはされるのかもしれませんが、妙なことになる前に西暦に統一しようという動きがあるだろうと思います。このエントリーで紹介した銀行さんも(西暦)オンリーになってましたし。

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