厳しい状況に(追記あり)

今日の報道では、晩亀さんはメリルを買収することが決まり、リーマンはバークレーズも晩亀さんも手を引いたため、いよいよ破産法適用申請に秒読みとなっていると言うニュースが出ています。

そして、事態に備えウォールストリートの主要各社は700億ドルもの流動性供給対策基金を作り臨戦態勢

やはり「何か恐ろしげなこと」は起こっていたのでした。

それにしても、昨年リーマンさんが発行したサムライ債、金額がでかいだけにいろいろ影響が出そうです。

気がついたらこちらも大変なことに。

先週リーマンの株価が急落したとき、何気に見てみたらこちらのCDSスプレッドもひどいことになっているわけですね。レベル的にはほとんどリーマンと同じ評価。そして、よく言われることですが、CDSクレジットカーブが逆転してしまっていてその角度が急になってしまったら市場は相当危機感を持っていると言うサインになります。

ちなみにこちらの傘下の日本法人は、数年前日本の生保が弱体化しているときにこれ見よがしに山のてっぺんにトリプルAの旗をたてたTVコマーシャルをやってましたが、現在当然格下げになっていて更なる格下げもありうるわけですから、当然別の旗を立てたコマーシャルをやってくれるんでしょうなぁ・・・とか、弱いものいじめの好きな卑怯者のワタクシは思ってしまうわけですが。まじめな話としても、継続して商売やっていく上では、いい話だけコマーシャルだけ流して悪いときには口をつぐむというのは決してほめられたやり方ではないなぁとか思ったりします。以上また愚痴でした。
(なお、日本での保険はあくまで日本の金融当局の監督の下にありますので、親会社がどうなるかと言う問題と日本の保険が保護されるかどうかは別次元の問題になると思います。くれぐれもお間違えのない様。)

追記:もう出ちゃいました。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=aNFRMzLxZBuM&refer=home



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この記事へのコメント

K
2008年09月15日 18:44
アメリカプレミアムが本格的に付きそうですね。
toroika
2008年09月15日 19:11
A○GのCMの件笑わせていただきました。
そんなに厭味なことをしていたのですねw
 それに対するブログ主の突っ込みは切れ味鋭いですね
リーマンの件ですが素人から見てもメリルは救済してリーマンは・・・という結果になると
その境目はどう理解したらいいのでしょうかね?
やはり 優良資産と優良顧客を保持しているところのみがすくいあげられるのでしょうか?
kazzt
2008年09月15日 22:39
メリルまで・・・
また石油に流れるんですか?止めて欲しい。無理か?
ドルが本当にウザイ。ウザイけど、どうして良いか分からない。
2008年09月15日 23:07
恐れていた事が起きたと言う事ですか。
魔の木曜日も不動産価格の下落が原因でした。只、救いは米国の世界全体における経済的地位が当時とは比較にならない程小さい。その分、あそこまでの世界不況にはならないのでしょうが。これはとんでもなく怖い話です。今、NYダウが300ドル程下がっています。これからどれだけ下がるやら。
フレッド
2008年09月15日 23:28
リーマン&メリルまでは、先週かなり話に出てましたがまさかあのお堀端にある損保までですか。 特に業務上、クレジットラインがきっつくなっている印象は受けなかったのですが・・・
今日が休みでよかったのか悪かったのか(笑)
ニンジャの一味
2008年09月17日 00:31
またやっちまいました。ミズコ忍者軍団が、将軍様におかないなくわけのわけのわからんことやって、また大損です。これで何度目かね。頭目は別の忍じゃくの一かませられてる写真まで取られてのに、「これが戦国大名よって」勘違いしてまだやってるしねー。
実はリーマンもこの銀行も元は名門なんだけど、この20年で全然違う体質の金融機関になっておかしくなったという意味で一緒です。何か勘違いした投資銀行です。
あ、けっして将軍家は安泰ですのであしからず。
2008年09月17日 04:54
kさんどうもです。アメリカプレミアムというより今は流動性プレミアムかもしれません。とりあえず資金の流れが本国帰りを起こすのではないかと思っています。

toroikaさん、コメントありがとうございます。別エントリーで建てようと思っていましたが、ひとつの大きな考慮要素は「リテール」あるいは「一般人」ではないかと思います。AIGもその意味で簡単に見捨てられないとは思っていますが。

kazztさん、どうもです。半年で大きな投資銀行が3つ減ると言うのはどう考えても恐ろしい事態ですね。
2008年09月17日 05:04
Hbarさん、どうもです。米国そのものの相対的位置は落ちていても、金融のレバレッジは格段にあがっていて複雑さが増しているだけに、ちょっと核融合的な怖さが今回はあります。

フレッドさん、どうもです。キャッシュ不足ということで米国当局も緊急対策中。大きくなりすぎるとかえって救済が面倒になるということもあるのですね。

ニンジャの一味さん、どうもです。まあこの程度では確かに安泰でしょう。金融ビジネスには多少の向こう傷はつき物だと言うことでしょうかね。
2008年09月30日 10:32
ここでのTB「リーマンブラザーズ破綻で世界恐慌へまっしぐらか」で述べている恐れていた悲劇の火曜日が月曜日のニューヨーク市場で起ってしまった。詳しくはhttp://adachi51.at.webry.info/にお出でになり見て頂けたらと思います。担保割れが担保割れに連鎖し、それに売り将軍が浴びせます。怖いですよ。

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