価格崩壊の兆し?
最近痛感するのは、外食とくに安いチェーン店系での実質も含めた値引き、低価格化がかなり過激化してきたことだ。
以下はワタクシが見つけた最近の例
・天丼が売り物の「○○や」。ランチタイムご飯大盛り無料化。新しいセットメニューとして生ビール(中)+てんぷら盛り合わせ(4品)+お新香550円
・牛丼などの●屋。トマトカレー新発売。味噌汁付きで290円。
・喜多方ラーメン●●(一部店舗)。店内クーポン券配布。次回麺類やビール100円引き(ちなみに喜多方ラーメンは580円)。2000円以上利用で500円引き
・坦々麺と麻婆飯の●●家。値下げ。坦々麺780円→680円、麻婆飯680円→580円。(だったと思う)
これ以外にも食事コストの低下を示唆する例は、銀座のデパ地下で380円の弁当売り出しただの、セブンイレブンが古くなった食料品の値引き販売をしそうだの、うちのビルの高級店がランチタイムに380円弁当売り出しただの、とにかく「安い」ことが絶対的な価値を持ちだしたことがわかる。これまでは質を下げたり、量を減らしたりして値段を下げたのだが、それが同等の質で値段だけ下がり始めたのが大きな変化だと思う。そもそもちょっと前あたりからワタクシの住む町の駅前商店街の飲み屋やカラオケ屋は大激戦状態に突入しており、生ビールは300円を切るのが常識化している。帰りみちは道路に呼び込みの若い人がそれこそ袖をひっぱらんぐらいの勢いで割引券を配っているし、大体この辺のカラオケ屋は値段は交渉次第である。
体感的に超お安いということもさることながら、5ドル前後でウェイトレスのサービスが付く店で暖かい出来立ての食事とスープが食べられ、しかもチップもサービス料も取られないのである。このような日本という国に住めることが(デフレの兆しを除いては)すごく恵まれたことであることを、我々のどれだけがきちんと認識しているのであろうか?そしてそれがどれだけ危険なことかも。
以下はワタクシが見つけた最近の例
・天丼が売り物の「○○や」。ランチタイムご飯大盛り無料化。新しいセットメニューとして生ビール(中)+てんぷら盛り合わせ(4品)+お新香550円
・牛丼などの●屋。トマトカレー新発売。味噌汁付きで290円。
・喜多方ラーメン●●(一部店舗)。店内クーポン券配布。次回麺類やビール100円引き(ちなみに喜多方ラーメンは580円)。2000円以上利用で500円引き
・坦々麺と麻婆飯の●●家。値下げ。坦々麺780円→680円、麻婆飯680円→580円。(だったと思う)
これ以外にも食事コストの低下を示唆する例は、銀座のデパ地下で380円の弁当売り出しただの、セブンイレブンが古くなった食料品の値引き販売をしそうだの、うちのビルの高級店がランチタイムに380円弁当売り出しただの、とにかく「安い」ことが絶対的な価値を持ちだしたことがわかる。これまでは質を下げたり、量を減らしたりして値段を下げたのだが、それが同等の質で値段だけ下がり始めたのが大きな変化だと思う。そもそもちょっと前あたりからワタクシの住む町の駅前商店街の飲み屋やカラオケ屋は大激戦状態に突入しており、生ビールは300円を切るのが常識化している。帰りみちは道路に呼び込みの若い人がそれこそ袖をひっぱらんぐらいの勢いで割引券を配っているし、大体この辺のカラオケ屋は値段は交渉次第である。
体感的に超お安いということもさることながら、5ドル前後でウェイトレスのサービスが付く店で暖かい出来立ての食事とスープが食べられ、しかもチップもサービス料も取られないのである。このような日本という国に住めることが(デフレの兆しを除いては)すごく恵まれたことであることを、我々のどれだけがきちんと認識しているのであろうか?そしてそれがどれだけ危険なことかも。
この記事へのコメント
異なると思いますが・・・
多分安いんでしょうねえ・・・
どうも、かつて中国へ出張に行ってた際に、コスト感覚が破壊されてしまったようで、いまいちピンと来ません。
デフレは不幸を招くのでしょうけど、ハイパーインフレよりはマシと思うんです。
曰く「ハイパーインフレが激しく熱い焼死なら、デフレスパイラルは夢見ごごちで死に至る凍死」
出典
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/8931/index12.html#・デフレスパイラルの恐怖~ゼロ金利政策の似非科学
ひこぼしさんコメントありがとうございます。おっしゃるとおりですが、たぶんデフレには多少貢献するかと思います。
39歳無職さんどうもです。中国と比較したらダメでしょう。日本における過去との比較での安さということでご理解ください。
(ま)さんどうもです。ワタクシもインフレよりデフレのほうが怖いと思っています。要するに対応のしようがない。じわじわと多くの人が苦しんでいくのではないかと思います。そしてそれに気がつかないことが多いのです。
外食産業の食材はほとんど全て中国製になったことがますます確認されたということでしょうか.
これでも、嵐の前の静けさだと思います。今起こっているのは、価格破壊とは違う現象だと思っています。
魚沼コシで10キロ4000円割れの世界(もち本物ですよんw)
今年の秋は米農家は阿鼻叫喚となりそう。
その他さんコメントありがとうございます。確かに価格破壊というよりは、需給破壊という感じかもしれませんね。
業界関連さん、コメントありがとうございます。確かにそういう側面はあるでしょうね。ただ、○○やみたいな天ぷらでその場で揚げるタイプのお店が安くなっていることもあり、それ以上にコストを削っている感じが出てきています。料理の修業という意味では同感ですね。
Zさんコメントありがとうございます。おおお、っていう感じの厳しさですね。今年は豊作という話でもありますしね。
といいながら、私も価格の安いものへとつい手が伸びてしまうのですが…
お金がない人どうし助けあいたいものですが、貧乏人がよく行くような大手チェーン店ほど貧乏人を使って上が儲けてるんですよね
皮肉なものです……
温かみのあるビジネスは今は昔なんでしょうか
みほのぶるぼんさん、どうもです。個人ベースで安いものに走ってしまうのはいたし方ないですね。というわけで、解答らしい解答もないのですけれど。
ニックさん、コメントありがとうございます。従業員には、だんだん外国の人やリタイアされた人の比率は増えてきていると感じますが、全体としては従業員への負荷が増えている感じです。
松方デフレや昭和恐慌のトラウマが強烈で、ホントのハイパーインフレを経験していない日本国民としては当然の反応だと思いますが。。
一方で、個人的には惰眠を貪っていた「三ちゃん流通」が崩壊しただけで、そんなに深刻に構える必要もなく一消費者としては流通の近代化の恩恵の享受を素直に歓迎しても良いような気もしますけどね。(笑)
原料なんか全て同じです。例えば小麦粉はもちろん海老とかの海産物、野菜、もろもろの原料は大元が一緒だったり全部似た様な物なんで差が出ないんです。
となると価格勝負になってしまう。
だって全く同じ型番のテレビをデパートで買う奴いないでしょ?家電量販店は10店舗も無いだろうけど、食品を納入できる業者は数え切れない。
最近はとにかく金を回す為に、ありえない価格で取引してるな~って会社が多い。しかし、そういう会社は本当に危ない。つい先日も業界では有名な業者が潰れた。
まだ始まりに過ぎないって言われてる。
7~8月が本当に厳しいよ。
来年にかけて幾つかの外食チェーンと多くの納入業者が淘汰される事になる。
商談に行くと「えっ!あそこが危ないの?」って思うようなビックリするような噂をよく聞きます。