厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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<<   作成日時 : 2019/02/06 12:49   >>

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https://ganbarustars.info/nandemo/archives/669

中国の春節についてネットでいろいろ見ていたらぶち当たりました。
前半はまあ普通の春節の解説なんですが、後半為替の話でがぜん面白くなります。

ちょっと引用させていただきます。
「中国人がなぜ爆買いできたのか。

それは中国の人民元が、
日本の円より価値が高いからです。」

なるほど、元高になったからということですね。ふむふむ。

「中国の人民元は、
基本的に日本円の10倍以上の価値です。」

ん?なんだ?(ゴシゴシ)購買力ってそんなに差があったっけ?

「そこに為替レートによっては、
日本円の15倍以上にも上昇するときがあります。」

・・・もしや・・・

「かつて2015年2月の春節の時期の為替レート上では、
円の価値が大分下がりました。
つまりかなりの円安になったのです。
よって、人民元をたくさん持っている
中国人は、多額の円をゲットすることができたのです。

その当時のレートの相場は
1人民元=20円

つまり20倍。」

・・・・

この筆者の頭の中では、対円の為替レートというのはその外国通貨が日本円に対して持つ価値の倍数だと思われているようです。
もしそうだとしたら、米ドルを持っている人は日本人の100倍以上の価値のお金を持っているわけです。もうね、アメリカ人が日本に来たらウハウハで超爆買いになるはずなのですが、残念ながらそうはなっていません。本当に残念ですが。

筆者の名誉のために付け加えておくと、この記事の結論(中国人の一部が日本人よりはるかに金持ちであること)自体は間違っていません。ただ、1元=20円だからといって元が円の20倍の購買力を持つわけではありませんので(そのように誤解されていることは最初の「中国の人民元は、基本的に日本円の10倍以上の価値です。」
という記述で明らかなので)、ちょっとミスリードすぎる、っていうかほとんどの人がなんじゃこれは、みたいな印象を受ける記事になってしまいますね。

本日の面白記事でした。

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