大人がどんどん馬鹿になる

最近の事例を見ていると、本当にそう思う。

最大の事例は東京オリンピックのマラソン、競歩会場変更だろう。
7月の東京で屋外競技が厳しいことは立候補当時から言われていたし、ワタクシもそのことが東京オリンピックに賛同できない理由の一つだった。要するに「わかりきったこと」を無視して、なんだか分からないが組織委員会の年寄りとか都知事とかオリンピック経験者の政治家とかが強引に引っ張ってきた。大挙して南米にいって、「おもてなし」を主張した著名人もいた。そういう大人たちは、多分本当に東京でマラソンや屋外競技ができると思っていたのだろうか?まあ本当にできると思っていたのかもしれないが、普段自宅から車で移動し、涼しいオフィスで過ごしていたらまあわからないだろうし、そもそも誰も7月にマラソンなどやったことないはずだ。そんな状態で決めるなんて、ただの無責任な阿呆である。最終的に決定するのはIOCだが、やはり彼らも調査が甘いから、ドーハの事案を見てはじめて事の深刻さに気がつくという、無能ぶりを発揮した。オリンピック関係の人々は本当に思考能力とか想像力とかそういうものが全く欠けているのだろうか?決定にかかわる重要なひとびとはみんな大人だ。大人がこのレベルでは困る。本当に困る。

もうひとつの事例は消費税値上げにともなう軽減税率の適用を巡る問題。イートイン脱税とか話題になっているが、持ち帰りと店内と両方の形態が可能な店舗ではこういうことが起こるのは本当に自明のことで、国家はそんなに国民をわざわざ「犯罪者」にしたいのか?という疑問が生まれる。そのしわ寄せはすべて店舗に来ていて、買ったものを簡単に食べられるように設置したベンチを撤去したりしている姿がテレビで報じられていた。個人的には軽減税率そのものに反対だが、仮にやるとしても、食料品すべて軽減税率としたら済む話ではなかったか?こういう混乱を今後も続けさせることは、制度設計者の頭の中には想定事項として組み込まれていたのだろうか?

大事なことを決定する人々がこれ程まで頭が悪いというか想像力が欠如していることに大いなる危機感を覚えてしまう。

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この記事へのコメント

2019年11月05日 10:31
英語の共通テストに民間試験を導入しようとしてこけた文科省官僚についてはどう思われますか?
厭債害債
2019年11月05日 15:44
犬さん、コメントありがとうございます。
大学入試における業者テストの導入については、大学入試に必要なスキルが何か、という点が十分に詰められていなかった点や、一部業者の主導感が見え隠れしていた点で、筋が悪いと思います。ただまあ、あくまで大学にふさわしい学生を取るための試験という点では、本来は大学が決めればいいことだろうと思います。あと、文部大臣のコメントも、まあ本音のところでしょうし、実際は経済格差が教育格差につながっている事実はあるとしても、それをあからさまに認めるような言い方はやはり筋が悪いと思います。