テーマ:リスク管理

英国国民投票の評価

先週の英国の国民投票で、英国のEU離脱に賛成する票が過半数をとり、金曜日のマーケットは大荒れとなりました。週末いろいろな方と会う機会がありましたが、普段金融とは全く関係のない世界にいる人々にとっても、「どうしたもんじゃろかいのぉ」というような真剣な憂慮が表明された事態です。 今後の手続きの進め方や英国にとっての様々な選択肢もふくめ、ま…
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パナマ文書(タックスヘイヴンの持つ意味)

どなたかとっても仕事の速いかたがいらっしゃるようで・・・ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%8A%E3%83%9E%E6%96%87%E6%9B%B8 この文書の破壊力は、権力者を含む多くの著名人の名前が登場することであり、それらの方々の「蓄財」(まあそれ以外にパナマ籍で…
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BIS規制強化

http://www.bis.org/press/p160324.htm http://www.boj.or.jp/announcements/release_2016/data/rel160325c.pdf (日銀による仮訳) ツイッター界隈で噂になっている、BISのリスク計算上の規制「強化」案である。 マネックス証券…
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バブルのピーク

中央線の高尾駅近辺でマンションが売れているそうな。 始発、環境、そういった点が魅力だというのだけれど・・・ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160328-00000010-asahi-soci ワタクシ事になるが、ワタクシが最初に家を買ったのはまさにバブルのピークであった。 当時都心に…
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やとわれ人生活の落とし穴

最近本当にあった話を2つほどしてみたいと思います。 一つは最近メディア等でも大きく取り上げられた、某メガバンクの幹部の「タクシー強盗」事件。 実は、ワタクシはその方をまんざら知らないわけではないので、本当に驚きました。正直「強盗」なんてありえないと思いました。 刑法上の強盗の構成要件(刑法236条)は 「暴行又は脅迫…
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10年国債金利0.02%!

かつて債券を触っていた人間としては、もう悲しいとしか言いようがありません。10年はかろうじてまだプラスですが9年までは余裕のマイナス金利。こうなってくると債券運用って何なんですか?とか結構哲学的な思考の世界にも踏み入れざるを得なくなり、自分のブログのタイトルがなぜかペーソスっぽく感じられて、もうそろそろこのブログもやめる潮時なのかなぁと…
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Third Avenue Managementのファンド清算

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NZ5XQH6K50Y101.html http://thirdave.com/wp-content/uploads/2015/12/FCF-Shareholder-Letter-12-2015.pdf ブルームバーグによりますと、このサードアベニューマ…
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浜田教授+マートン教授(都内某所での講演会より)

なかなかこういう機会はないと思いましたので、もぐりこんで聞かせてもらいました。 (講演全体) 浜田先生は、正直結構体がきつそうでした。また、こういう見方は大変失礼かもしれませんが、ご自身でいろいろなこと(たとえばパワポのスライド作成)をやられるにはもはやお年を召されすぎたのでは?との懸念があります。(わずか3枚程度のスライド…
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第三の企業年金(給付変動年金)

本日の日経新聞の一面にありましたが、企業年金制度の新たなスキームとして来年度の税制改正大綱に盛り込まれるようです。早ければ2016年4月から導入が可能となるとか。 ワタクシも詳しいことはまだ知らないのですが、企業が一定の「リザーブ」を運用の損失に充てるためにあらかじめ積み立てておき、運用の結果もたらされた積立金の額にそのリザーブを足し…
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コーポレート・ガバナンスを支える主体(私的「暴論」)

11月号の証券アナリストジャーナルの特集記事は「ガバナンス改革次のステップ」と題して、錚々たる業界や学会の方々が寄稿されています。興味深い論考ばかりで、非常に勉強になるのですが、ワタクシのこれまでの根本的な疑問は解決されていないようです。その疑問とは、投資家というカテゴリーにおいて「どのような投資家がどのような形でコーポレート・ガバナン…
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日銀のマクロ・ストレス・テスト

https://www.boj.or.jp/research/brp/fsr/fsrb151026.htm/ 日銀のHPから以下引用 「マクロ・ストレス・テストは、金融システムと実体経済が相互に影響を及ぼし合う関係をモデル化し、経済や金融資本市場に生じた負のショックが、どの程度金融システムの安定性に影響するかを分析するツールである。…
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「会計監査のあり方に関する懇談会」議事要旨に思う

「会計監査のあり方に関する懇談会」第一回議事要旨 http://www.fsa.go.jp/singi/kaikeikansanoarikata/gijiyousi/20151006.html ツイッター界隈で紹介されていたので、ちょっと覗いてみました。 ちなみにこの懇談会メンバーは金融庁HPで公表されています。 htt…
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イーストランド号の悲劇

金融庁の森長官が香港で講演された原稿が金融庁のホームページで公開されています。 http://www.fsa.go.jp/common/conference/danwa/20151013/01.pdf 残念ながら英文しかないのですが、非常に面白くて、金融庁のトップがおっしゃる内容としてはなかなか刺激的でわくわくします。 …
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活字のこわさ(ほぼ週末モード)

最近東芝さんがニュースをにぎわしているが、私は80年代半ばに東芝のポータブルワープロを愛用していた。当時は本当に原始的なワープロ専用機で、機械の中のわずかな記憶媒体がすべてで、一定の文章の塊ごとに紙にアウトプットしていく必要があった。作った文書は保存できないし(つまり間違ったら最初から打ち直し)、印刷はカーボン熱転写リボンを使っていて、…
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利上げ催促相場?

今回の市場の大きな動きについてはいろいろ言われていますが、大きな原因は二つあると思っています。一つはやはり中国発の混乱です。そもそも経済数値が信用できない国によくまあみなさん投資されるものだとおもって感心しているわけですが、それでもこれまでは右肩上がりで政府がその成長をサポートするという信頼感があったので、非常によかった。しかし、いろい…
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日本年金機構の情報流出

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS21H69_R20C15A8EE8000/ (以下日経新聞電子版記事より引用) 「日本年金機構の個人情報流出問題の検証委員会報告を受け、塩崎恭久厚労相は21日、機構に「抜本的な見直し」を求めた。検証委の調査では、機構が資料の提出を遅らせるなど抵抗があった…
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ある人から聞いた話(お盆モード)

今年の前半に中国の上海に行った方のお話し。 視察である地場の証券会社の店舗を訪問したそうです。 1階が大きなフロアになっていて、結構高齢の方々がいっぱいいる。 店舗の中にいっぱい取引端末があってみんなわんわん大声で話しながらずっと株式取引に「興じて」いるのだそうです。周りを見回せば食べ終わった「弁当のから」とか転がっていてなか…
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パッシブ運用とスチュワードシップ責任

数日前に日経の記事に出てましたが、GPIFの昨年度運用においてアセットのシフトがあり、株式運用のパッシブが大幅に増えたようです。当該記事では、それが市場全体に影響を及ぼした結果としてアクティブが相対的に振るわなかったという書き方で、ちょっとプロの方が見ると「あれ?」と思うのではないでしょうか? GPIFの平成26年度業務概況書 …
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ギリシャ問題再び

一旦ギリシャ側が譲歩したよう提案を出してきて、なんとか支援継続で問題先送りかと思われたのですが、ちょっと雲行きが怪しくなってきているようです。最終的にユーロ圏の首脳会談では、ギリシャ政府が提出した改革案(EU案に近いものと言われる)について、議会で承認して初めて議論する、という強硬な態度を示したようです。しかも3日以内という厳しい期限付…
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国債保有リスク

バーゼル委員会で、金融機関による自国通貨建て国債の保有にも一定のリスク掛け目を適用するという動きがあるという記事が先週末の日経新聞や毎日新聞で出ていたようです。 日経新聞では「金利上昇リスク」についての引き当てと書かれていました。確かに事実として、巨額の国債を保有する銀行などは、負債サイドが比較的短期の預金であることが多いので、バ…
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貯蓄性保険の販売停止

厳密に言うと一時払い貯蓄性保険の話です。 別に今に始まったことではなく、金利が低いときは逆に貯蓄性商品(一時払い終身など)の人気が高まるので、放っておくと販売員が勝手に売りまくって後々大変なことになります。リスク管理の問題としては売り止めにするのは当然のことです。(月払いなど平準払いはリスクは少ないと思われがちですが、実は予定利率を約…
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財務省と金融庁がわりといい仕事をしている件

いつも役所のお仕事にはいちゃもんばかりつけているのでたまには評価も。 先日の麻生財務大臣の記者会見後の質疑応答より抜粋。 http://www.fsa.go.jp/common/conference/minister/2014b/20141003-1.html 問)ミャンマー銀行免許の件で、10月1日に日本のメガ3行に…
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デフィーザンスか、なにもかも懐かしい・・・

時事さんの記事で旧武富士さんがメリルさんからお金を取り返したと聞きまして、ああ、あれかと思いだしました。 http://ensaigaisai.at.webry.info/200803/article_2.html 要するに、デフィーザンスというバランスシートの数値を良くするために債務と優良資産をひも付けして切り離す方法で、…
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GPIFの運用の責任者はだれか?

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N7MS2K6S972V01.html 民主主義によって選ばれた政府が進める有識者会議の座長でありますから、まあ多少のことをおっしゃるのはやむを得ないとしても、ここまで具体的なところに口を挟み始めると、さすがに「責任とれるのか」とか「そもそもオマエラが適当なこ…
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公的年金のリスク管理

安倍総理大臣は、公的年金の積立金を運用しているGPIF=年金積立金管理運用独立行政法人の運用方針について、「大切な年金をお預かりして運用しており、損になることをするわけがない。経済が成長しているなかで、同じように国債を中心に運用しているのであれば、むしろ年金受給者や年金を納めている方々に対して不誠実な運用で、先を読んだ運用をするのは当然…
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ライフ・セトルメント

日経の社会面でPアセットさんの商品が問題になっているとか書いてありました。ただしこの件自体は説明不十分ですでに行政処分の対象にはなっているようです。今回新聞が改めて取り上げたのは、実際の年金の損失をクローズアップさせたということと、そろそろ訴訟によって表ざたになりそうだというそういうことなんでしょうか。 ずいぶん前に、この商品につ…
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日本版スチュワードシップコード

今回のアベノミクスの成長戦略において、金融庁つまり金融監督の力を使ったものを含め官邸主導での「制度的な」市場への積極的な介入がめだちます。 はっきり覚えてないですが、金融庁が出している監督指針だったかなんだったかにいまの成長戦略を側面からサポートするといった文言が入っていたように思いますし、それに関連してたとえば、中小企業にたいす…
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(続々)提携ローンと反社会的勢力

みずほさんからプレスリリースがでております。 http://www.mizuhobank.co.jp/release/2013/pdf/news131028.pdf 第三者委員会の報告書でして、ここにはいくつかの重要な論点が含まれているので、この問題に関心のある方は是非ご覧いただきたいと思います。 以前にも書いたと思いますが、…
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国の実質的な借金は減っている?

http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11582173317.html 興味深い論考です。 まず、どうでもいいツッコミをしておきますと、日銀は「株式会社」とは言いません。日銀法に基づく認可法人であり、株券ではなく出資証券を発行しています。上場されているのはこの出資証券です。あと上場…
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年金運用積極化について

http://d.hatena.ne.jp/equilibrista/20131016/p1 equilibristaさんのブログから引用させてもらいます。 ノーベル賞のFama氏のある会合におけるインタビューから抜粋なんですが・・・ (以下引用) Fama: 多くの基金では、もちろん単に年金拠出が足りていませんが、より…
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