厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS 商品相場への投資と独裁

<<   作成日時 : 2006/11/26 09:50   >>

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世界的にみて、自然資源に経済の多くの部分を依存している場合独裁や圧政が生まれやすいと思う。それはおそらく、富の極端な偏在ということが生じやすいからだろう。自然資源は原則として発見してそれを使えるようにしたものが排他的な権利を有する。国有であっても、それをコントロールする首長に権限は大きく集中する。あめりかだって、その意味では最近は資源を背景にした独裁に近かった。

ろし亜の元スパイがぽろにうむで暗殺されたが、新聞などで報道されているとおり、一連の事件は当局の関与を疑うに足りる。旧そ連だったら、まあ問題にもならなかったのかもしれないが、いまや資本主義の一部に組み入れられ世界政治でも一定の範囲で西側と同じ土俵で共闘していかなければならないのに、やっていることは旧体制のままだ。国内法でもアメリカばりの法律で、テロ被疑者は国内外を問わず殺すことができる権限を大統領に付与するという内容のものを議会が可決。いっそう独裁色をつよめつつある。この国は他の小さな資源国と違い、こんなことを平気でするし、核兵器も持っている。歯止めが利かなくなっているのがおそろしい。

本来恐怖の均衡といわれながら相互抑止を働かせてきた米国は、ろしあビジネスにうつつを抜かしている間に、相手が原油高を利用して強大な存在になってしまい、自分たちはイラクでの大失敗のせいで身動きが取れない。バランスが微妙に崩れつつあると感じているのは私だけだろうか?

今回のろし亜政権の増長の背景には、原油価格上昇によって一気に経済破綻国から債権国へと数年のうちに姿を変えてしまったという事情がある。こうした経済事象は、本人たちに付加価値をつけていく能力がないにもかかわらず、あたかも自分たちが偉くなったかのような錯覚を与えさせる点で、きわめてよろしくない。まえにも、機関投資家が商品先物相場に投資(アセットアロケーションというのだから買いもちでしょうね)することに疑問を呈したが、ここに書いたことも重要だと考えている。機関投資家の役割は、お金という資源を人々がより豊かな生活を送れるような社会の効率化に向けて適正に配分していくことにある。金儲けがしたければヘッジファンドでニッチに生きればよい。それはそれで市場の効率化という観点から有用なことだ。ただ、規模の大きくなった機関投資家が商品先物相場に参加して値段を吊り上げてしまうことには、こうした独裁を間接的に生み出し支えていくという面がある(もちろん立派な指導者もいるとは思うが)という意識を持つ必要があるのではないか。

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