厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS 同じ出来事を取り扱っても

<<   作成日時 : 2008/08/29 12:50   >>

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メディアによってずいぶん扱いが違うと痛感しました。
グルジアへのロシア介入について、昨日行われた上海協力機構首脳会議でのリアクションです。日経の1面の見出しは「ロシアの役割支持」で副見出しが「米のMD配備批判」。中国が独立承認は支持しなかったことについてはきちんと1面でも3面でも触れてはありますが、見出しだけ見るとやや上海協力機構の構成国である旧ソ連圏プラス中国と西側の対立が深まったような印象を与えます。

ところが、FTやウォールストリートジャーナルでは、これとは違った印象の見出しと内容になっています。FTの見出しは
Russia fails to secure regional backing
すなわち、「ロシアは周辺国の支持を得られなかった」ということです。WSJもChina fails to back Russia on Georgiaであり、「中国の不支持」というところに力点がおかれている。まあアメリカやイギリスのメディアであるということもあるのかもしれませんが。

政治の(も?)素人なので内容については詳しい言及は避けますが、いずれにしても欧米のメディアはむしろ「ロシアの孤立」というところを強調している、あるいはしたがっているように思えます。

ところでイギリスのメディアはFTにしてもエコノミスト誌にしてもしばしば状況をえぐるような写真を掲載して記事以上に語らせることがあるのですが、今回もやってくれました。

画像

FTの一面に掲載された写真ですが、暗い顔をしてうつむくメドベージェフの後ろで胡錦濤がにっこり。今回の一件で欧米にもロシアにも影響力を増してほくそえむ中国、という状況をよくあらわしています。

とはいえ、ロシア国民はきっとソ連邦崩壊のあとロシア危機など米国から味わった屈辱を一気に晴らすときだと思っているに違いなく、資源高を背景に一気に強国への再復活を目指すプーチンの強権政治はなかなか手ごわそうです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
いい写真ですね。
ロシアとしては独立承認支持まで取り付けたかった筈ですが、中国も安請け合いするほど盲目でもない。

ウクライナのEU加盟が実現すると、ロシアはかなり追い込まれるかも知れません。
名無之直人
2008/08/29 22:22
名無之直人さん、コメントありがとうございます。ウクライナにもかなり脅しになっているように思われますが、欧米がどこまで積極的にサポートするかというと、いろいろ今は人質をとられてしまっていてなかなか難しい。グルジアもその辺を読み違えたということでしょうかね。
厭債害債
2008/09/02 17:42

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