厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS 我が国生命保険会社のバランスシート構造と国債投資(日銀レビュー)

<<   作成日時 : 2012/11/14 12:18   >>

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http://www.boj.or.jp/research/wps_rev/rev_2012/data/rev12j16.pdf
なんだか、こう、中途半端に弄られた感が・・・

確かに平均余命の観点でみれば負債デュレーションの短期化要因ではある。
ただ、投資行動という視点では、リスク回避などの要因も多いので、負債要因だけで投資行動を予想するのはちょっと無理があるかな、という気がする。結局国債を買う原資は保険料なわけだが、一時払商品が金利要因で売れなくなったら、一時的にせよ買う金がなくなる、といった要素の方が短期的には大きいかもしれない。

それと、ALMというのは、必ずしもマッチングさせることが「正解」ではないのであって、それこそ銀行などのようにコア預金の概念を使って収益を取りに行くという考え方も十分成り立つ。実際、保障性商品が十分に売れていれば、ある程度の利ザヤはかせげるのであって、そこで留保を積んで資産運用でリスクをとるという戦略は十分ありだ。つまり負債デュレーションが短いものでも、ALM的な管理がしっかりできるのであれば積極的にデュレーションのミスマッチを行う余地は残されるとは思う。要は会社経営戦略と直結したリスクテイク戦略(リスク選好)の問題である。

なお、注の5、解約オプションを考慮した場合は、解約がないと考える場合に比べれば当然デュレーションは短くなると思うのだけれど、ワタクシの読み方がまちがっているのか?


ま、未来永劫にわたってデュレーション延長だけの理由で生保の買いがあるとおもうな、という点は同意です。

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コメント(3件)

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多分オプションの行使時点で、契約者、権限者が、この世にいないのでボロ設けでしょう。しさそんで運用カバーでしょう。
ようやくとくやくで家族に行使権利が移りつつありますが、説明責任に問題ありでしょう、
かる
2012/11/14 20:14
かるさん、どうもです。ここで言うオプションの最大のものは契約者の解約オプションなので、契約者がこの世にいないことは想定されておりません。むしろ金利要因でのダイナミックなオプション行使の不確実性というところが問題なのです。
厭債害債
2012/11/15 00:13
>注の5、解約オプションを考慮した場合は、解約がないと考える場合に比べれば当然デュレーションは短くなると思うのだけれど、ワタクシの読み方がまちがっているのか?

想定よりも解約率が低くなるということは、デュレーションが長くなるってことでいいんじゃないでしょうか。

---一部Quote---
注5:(実勢の低い)解約率を勘案すると、(解約率を)勘案する前の負債デュレーションよりも長めに計算される
yari
2012/11/15 14:02

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