厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)

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zoom RSS アベノミクスの最終兵器

<<   作成日時 : 2015/11/06 21:19   >>

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元々物価目標を立てたのに上がらず、賃金上昇にも結び付かず、ぐだぐだになっているアベノミクスです。5日の官民対話で安倍首相が産業界に賃上げ継続を要請したと伝えられていますが、しょせん物価見通しが後ずれするような環境で企業が強気になれるとは思いません。

このようにぐだぐだになっていますが、某金融系の偉い方とお話しする中で、アベノミクスを支援するいいアイデアが出てまいりました。

その方によれば、消費が増えないのは、賃金が増えないからではなく「夫」の小遣いが増えないことが原因じゃないか、というのです。周りに聞いてみても昇級昇格して給料が増えた人も含め全く小遣いが増えていないという。要するに給与や賞与が全額口座振り込みになっていて、まずは専業主婦である奥様がそれにアクセスしていろいろな仕分けを行い、夫の小遣いへの割り当ては必要最小限となる、という傾向があるのではないかと。

専業主婦の奥様からみて夫の小遣いはどういう位置づけか、と考えると、まず極めて裁量的要素がつよい。基本的に夫は平日仕事に出かけて帰ってくることを繰り返す中で、絶対に支出しなければならないお金というのはほとんどない。煙草はいまほとんど吸わないし、昼食だって、その気になったら弁当持たせることが出来る。そして弁当オプションがあるから昼食費の交渉において妻は強気に出られる。大概の企業ではオフィスで水やお茶ぐらいは飲めるから、それ以外のドリンクは「ぜいたく品」という烙印を押してしまうことが出来る。その意味で夫の小遣いはほとんど「裁量的支出」となります。

その上、家のことに疎い夫に代わり、教育費だの家のメンテナンスだの様々な経費は妻の裁量が大きく働くし、そこで「ごまかし」もききやすいので、妻が自分用にため込むインセンティブが大きく働きます。平日の高級ホテルのランチが奥様方でいっぱいなのは当然です。もちろんそういう行動様式は前からであり、手取りの給与が増えてもその分は貯蓄に回るだけです。女性はしっかりしていますから。

そして、さらに悪いことに夫の交渉力は弱い。自分でろくに家事ができないため、奥さんが機嫌を損ねては困る。また、たくさんお小遣いを求めた結果、奥さんが働かなければならないとか言い出して、家事の分担をやらされるような羽目になるのは避けたい。そして家計支出の詳細について把握していない夫は、「交渉」(またの名を夫婦喧嘩)においてコテンパンにやられます。交渉力の弱い夫のお小遣いは全く上昇しません。

つまり、お給料の銀行振り込みという仕組みに専業主婦による口座管理が加わると消費は結構やばい、という点で、ワタクシとそのえらい方との見解は一致を見ました。

それなら、簡単な解決策は、給与をわけて、その一部を現金で労働者に手渡しすることです。たとえば、毎月賞与を出すようなイメージで、従来の給与の一部を「賞与」として現金で手渡しする。もちろん給与明細は残りの部分だけ。

こうすれば、夫である労働者はその分をわりとぷぁーっと使うインセンティブがわきます。要するに一種の地方振興券を企業レベルで日本中で継続的にやるという話。いかがでしょうか?まあ減った分奥様が支出をけちるか?ということですが、おそらく貯蓄を削るのだと思いますよ。

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