JALデルタと提携有力(休日モード)
JALについてはやはり法的整理の話が固まってからはいろいろなところでスピード感がでてきたように思います。年金もOBの同意が得られたようですし、新しい経営陣になることも決まり、損失の金額確定も進んでいます。機材のダウンサイズの方向や人員削減の方向が明確になり、新しい会社の方向性が次第に明確になっていると思います。そして関係者の努力でおそらく飛行機もちゃんと飛び続けるでしょうし、顧客のこれまでの権利も保護されそうです。こういった一連の動きを先延ばしにすれば余計に政府からの資金供給が増え、結果的に国民の損失が増える。その点で、なんとか早い時期に結論が出せたのは、(前言とは異なるとはいえ)新政権効果と言えなくはないと思います。その点は評価したいと思います。
ワタクシごとですが、たまたま今度海外にでかけることになって、スケジュールの関係で日本発着便をJALにしております。素晴らしいことに席もほぼ満席状態のようです。まあ予約が入っているというだけですから本当は違うのかもしれませんが、いずれにしてもそれほど極端な客離れが生じているようには思えません。
今回デルタと提携する方向が固まったという報道を聞き、元ノースウェストのマイレージプログラムであるワールドパークス(現在デルタのスカイマイル)のファンであったワタクシとしては、まったくもってうれしい限りです。今回も結果的に海外出張でワンワールド系の航空会社ばかり使うことになったのですが、利便性というか顧客フレンドリーさはスカイマイルがワンワールド系の各社を圧倒していると思うからです。
まず、スカイチーム系のほうがマイルのたまり方が極端に大きいです。たとえば、ビジネスクラス利用の場合、スカイチーム系の(とくにスカイマイルなど)通常のマイルの割増がつく上に、上級会員(空港でのチェックイン、優先搭乗、ラウンジの使用、荷物の重量制限の緩和、その他で特典がある)への資格を獲得するためのポイントが大幅に割増しになります。エコノミーでもスカイチーム系では格安チケットでもマイルがそれほど削られないことが多いです。
つぎにスカイチーム系では上級会員や正規運賃チケットなどであれば、エコノミーでも事前の座席指定が可能ですが、ワンワールドのBAなどではたとえビジネスに乗る時でも事前の座席予約は「有料」(約100ドル)のようです。これってなんじゃー、とか思ってしまいますね。
さらにスカイマイル(元ワールドパークス)の日本拠点への問い合わせは今でもフリーダイヤルですが、ワンワールド系のところはAA,BAJALいずれもフリーダイヤルはありません。JALなどは最近1分10円の情報ダイヤル経由に変更したようですが、通常の電話料と同じかそれより安いならいいのですが、そうでもないところもあるでしょうから、これってどうよ、と思ったり。
もうひとつ非常に重要なことですが、電話のオペレーターの質。ノースウェストのオペレーターは相当優秀ですよ。これまで何度か(時にはマイルに関するマニアックな)問い合わせをしたけれど、その都度きちんとした「正しい」こたえがすぐに返ってきた。ところが今回航空券の変更という極めて重要かつ基本的な事柄についてJALのオペレーターに初めて電話したら、明らかに「間違った」こたえが「即座に」返ってきて、こちらが「それは違うでしょう?」といったらあとから折り返しでちゃんとした答えを返してくれました。言い方は悪いけれど「口先は丁寧だけれど仕事はしていない」という印象になってしまいます。結局一事が万事で一回目でこういうことがあると「本当に大丈夫か?」とか思ってしまうわけです。
その意味で、今回の提携でプログラムが優れている方のスカイチームに移ることはワタクシにとって結構うれしいことですね。まあ合併ではないので両方のプログラムが合算されることはないとは思いますが、どのように調整するのか興味深いです。そして提携後のJALの姿がどうなるのか、いろいろなところで興味がありますね。JALは本当に国際線を大幅に縮小するのか?その時成田のラウンジとかどうするのとか?国内線のファーストはやめちゃうのかとか。米国では国内線でも主要な路線ではファーストクラスなどの上級座席はありますが、大陸間とか長距離はともかく、1時間程度の短距離ではそれほど利用者は多くないように感じました。日本はそうでもないのかもしれませんが。
ワタクシごとですが、たまたま今度海外にでかけることになって、スケジュールの関係で日本発着便をJALにしております。素晴らしいことに席もほぼ満席状態のようです。まあ予約が入っているというだけですから本当は違うのかもしれませんが、いずれにしてもそれほど極端な客離れが生じているようには思えません。
今回デルタと提携する方向が固まったという報道を聞き、元ノースウェストのマイレージプログラムであるワールドパークス(現在デルタのスカイマイル)のファンであったワタクシとしては、まったくもってうれしい限りです。今回も結果的に海外出張でワンワールド系の航空会社ばかり使うことになったのですが、利便性というか顧客フレンドリーさはスカイマイルがワンワールド系の各社を圧倒していると思うからです。
まず、スカイチーム系のほうがマイルのたまり方が極端に大きいです。たとえば、ビジネスクラス利用の場合、スカイチーム系の(とくにスカイマイルなど)通常のマイルの割増がつく上に、上級会員(空港でのチェックイン、優先搭乗、ラウンジの使用、荷物の重量制限の緩和、その他で特典がある)への資格を獲得するためのポイントが大幅に割増しになります。エコノミーでもスカイチーム系では格安チケットでもマイルがそれほど削られないことが多いです。
つぎにスカイチーム系では上級会員や正規運賃チケットなどであれば、エコノミーでも事前の座席指定が可能ですが、ワンワールドのBAなどではたとえビジネスに乗る時でも事前の座席予約は「有料」(約100ドル)のようです。これってなんじゃー、とか思ってしまいますね。
さらにスカイマイル(元ワールドパークス)の日本拠点への問い合わせは今でもフリーダイヤルですが、ワンワールド系のところはAA,BAJALいずれもフリーダイヤルはありません。JALなどは最近1分10円の情報ダイヤル経由に変更したようですが、通常の電話料と同じかそれより安いならいいのですが、そうでもないところもあるでしょうから、これってどうよ、と思ったり。
もうひとつ非常に重要なことですが、電話のオペレーターの質。ノースウェストのオペレーターは相当優秀ですよ。これまで何度か(時にはマイルに関するマニアックな)問い合わせをしたけれど、その都度きちんとした「正しい」こたえがすぐに返ってきた。ところが今回航空券の変更という極めて重要かつ基本的な事柄についてJALのオペレーターに初めて電話したら、明らかに「間違った」こたえが「即座に」返ってきて、こちらが「それは違うでしょう?」といったらあとから折り返しでちゃんとした答えを返してくれました。言い方は悪いけれど「口先は丁寧だけれど仕事はしていない」という印象になってしまいます。結局一事が万事で一回目でこういうことがあると「本当に大丈夫か?」とか思ってしまうわけです。
その意味で、今回の提携でプログラムが優れている方のスカイチームに移ることはワタクシにとって結構うれしいことですね。まあ合併ではないので両方のプログラムが合算されることはないとは思いますが、どのように調整するのか興味深いです。そして提携後のJALの姿がどうなるのか、いろいろなところで興味がありますね。JALは本当に国際線を大幅に縮小するのか?その時成田のラウンジとかどうするのとか?国内線のファーストはやめちゃうのかとか。米国では国内線でも主要な路線ではファーストクラスなどの上級座席はありますが、大陸間とか長距離はともかく、1時間程度の短距離ではそれほど利用者は多くないように感じました。日本はそうでもないのかもしれませんが。
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