すばらしい制度です-子供手当て
本当にすばらしい制度が成立しようとしています。
いままで国際貢献について評判がいまいちだった日本がいよいよ存在感を示すときが来たようです。子供手当てを使って海外の貧しい国の人々が相当救われる可能性があるからです。
いえ、簡単な話で、世界には最貧国と呼ばれる国がたくさんあり、一人当たりGDPが365ドル(つまり一日1ドル以下で生活している)の国が2007年の世界銀行の資料でもブルンジやコンゴ共和国など16カ国もあります。まずはそういった土地へ出向いて弁護士さんを雇って、多くの貧しいファミリーと交渉してできるだけたくさんの幼い子供と養子縁組をさせてもらいます。とはいえ、ほとんどの国では外国人がそう簡単に養子縁組ができるほど甘くはない。そこで現地の適当な異性を見つけ結婚してからその方の養子にしてもらう。子供は決して生みの親から引き離す必要はないのです。あくまで法律上の話。(もちろん現地の法律がイスラム圏のように養子を禁止している場合もあるので注意が必要ですが)日本法上も尊属や年長者以外は基本的にオッケーなのでまあ問題はないでしょう。実の親がそんなこと同意しないだろうって?さあねー。昔は日本でも娘の身売りまでありましたしねー。
これで、きちんと現地での手続きをしてそこの役所で「養子の要件具備証明書」を発行してもらえれば日本法上も有効です。子供手当てには人数制限も子供の国籍も関係ないと思うので、あなたは人数分の「子供手当て」が受け取れるはずです。100人やれば年収3100万円。しかも無税です。もちろん、現地にいる子供には毎月きちんと仕送りします。最貧国であれば毎月一人100ドルもあれば親子がかなりのレベルで暮らしていけるでしょう。年間12万ドルで約1000万円。差額の2000万円ほどが手取りで残りますね。
罪の意識を持つことはありません。地球のどこかの100人の子供が日本政府様のおかげでおそらくこれまでよりよい暮らしをすることができるはずです。立派な貢献だと思います。偽装養子?いえいえ、実際に仕送りをして養っているのだから立派な養子です。2000万は取りすぎ?いえいえ、これだけ立派なことをしているのですから、投資銀行のトップに比べればまったく恥じることはありません。渡航費や交通費、弁護士費用、送金費用その他それなりのコストだってかかるんですからね。まあ大きくなって手当ての要件を満たさなくなったり制度がいきなり廃止されたりしたときの対応でまた問題が生まれる可能性はありますがね。
日本国政府の財政はどうなる?そんなこと知るものですか。だって友愛なんだもの。
ちなみに北朝鮮も一人当たりGDPが1000ドルちょっとで貧富の差を考えると結構ペイしそうな・・・おっと考えすぎですか。
まあ、こうは書いてみたものの、現実に養子縁組などは現地の公的機関の許可が必要な場合がほとんどでしょうし、100人もこどもを漁ったらそれだけでたぶん犯罪者扱いとなるでしょうから、それほどまじめに現実味のあるアイデアとは思っていません。言いたかったのは、それでもなんでここまで「外国」に対してユルユルの制度設計にしているのかという真意を測りかねるということです。子供手当てが日本の未来を背負う子供たちへの支援というのであれば、厳密に少なくとも子供の居住か国籍を要件にすべきでしょう。出稼ぎで数年日本にいるような人の本国で育つ子供たちに支援が与えられるのであれば、やはりこれは立派な海外援助でしかありません。それは子供手当ての本来の目的ではないと思うのです。
その辺の議論がどうも理解できないし見えていない。だれがどういう目的でこういう制度設計にしたのか、誰のために作った制度なのか、ワタクシにはなかなか理解できないので、ついついお金儲けの手段としか見てしまうことができなくなっているのです。
いままで国際貢献について評判がいまいちだった日本がいよいよ存在感を示すときが来たようです。子供手当てを使って海外の貧しい国の人々が相当救われる可能性があるからです。
いえ、簡単な話で、世界には最貧国と呼ばれる国がたくさんあり、一人当たりGDPが365ドル(つまり一日1ドル以下で生活している)の国が2007年の世界銀行の資料でもブルンジやコンゴ共和国など16カ国もあります。まずはそういった土地へ出向いて弁護士さんを雇って、多くの貧しいファミリーと交渉してできるだけたくさんの幼い子供と養子縁組をさせてもらいます。とはいえ、ほとんどの国では外国人がそう簡単に養子縁組ができるほど甘くはない。そこで現地の適当な異性を見つけ結婚してからその方の養子にしてもらう。子供は決して生みの親から引き離す必要はないのです。あくまで法律上の話。(もちろん現地の法律がイスラム圏のように養子を禁止している場合もあるので注意が必要ですが)日本法上も尊属や年長者以外は基本的にオッケーなのでまあ問題はないでしょう。実の親がそんなこと同意しないだろうって?さあねー。昔は日本でも娘の身売りまでありましたしねー。
これで、きちんと現地での手続きをしてそこの役所で「養子の要件具備証明書」を発行してもらえれば日本法上も有効です。子供手当てには人数制限も子供の国籍も関係ないと思うので、あなたは人数分の「子供手当て」が受け取れるはずです。100人やれば年収3100万円。しかも無税です。もちろん、現地にいる子供には毎月きちんと仕送りします。最貧国であれば毎月一人100ドルもあれば親子がかなりのレベルで暮らしていけるでしょう。年間12万ドルで約1000万円。差額の2000万円ほどが手取りで残りますね。
罪の意識を持つことはありません。地球のどこかの100人の子供が日本政府様のおかげでおそらくこれまでよりよい暮らしをすることができるはずです。立派な貢献だと思います。偽装養子?いえいえ、実際に仕送りをして養っているのだから立派な養子です。2000万は取りすぎ?いえいえ、これだけ立派なことをしているのですから、投資銀行のトップに比べればまったく恥じることはありません。渡航費や交通費、弁護士費用、送金費用その他それなりのコストだってかかるんですからね。まあ大きくなって手当ての要件を満たさなくなったり制度がいきなり廃止されたりしたときの対応でまた問題が生まれる可能性はありますがね。
日本国政府の財政はどうなる?そんなこと知るものですか。だって友愛なんだもの。
ちなみに北朝鮮も一人当たりGDPが1000ドルちょっとで貧富の差を考えると結構ペイしそうな・・・おっと考えすぎですか。
まあ、こうは書いてみたものの、現実に養子縁組などは現地の公的機関の許可が必要な場合がほとんどでしょうし、100人もこどもを漁ったらそれだけでたぶん犯罪者扱いとなるでしょうから、それほどまじめに現実味のあるアイデアとは思っていません。言いたかったのは、それでもなんでここまで「外国」に対してユルユルの制度設計にしているのかという真意を測りかねるということです。子供手当てが日本の未来を背負う子供たちへの支援というのであれば、厳密に少なくとも子供の居住か国籍を要件にすべきでしょう。出稼ぎで数年日本にいるような人の本国で育つ子供たちに支援が与えられるのであれば、やはりこれは立派な海外援助でしかありません。それは子供手当ての本来の目的ではないと思うのです。
その辺の議論がどうも理解できないし見えていない。だれがどういう目的でこういう制度設計にしたのか、誰のために作った制度なのか、ワタクシにはなかなか理解できないので、ついついお金儲けの手段としか見てしまうことができなくなっているのです。
この記事へのコメント
http://www.blog.yosx.net
現政権の幹部は、某幹事長を含めて多くが韓国・北朝鮮の帰化系であるとの噂がネット上に流れていますが、それを考えると、現政権が日本国民の為ではなく特定の外国の利益のための政策を推進しているということが自然に理解できるように感じます。
彼らがメッセージを日本(国民)に送ってるとしたら、「投票は慎重に」でしょうかね・・・。ははははは。
名無之直人さんどうもです。なかなかジョークでは済まされない事態が次々と展開されるようですが、もともと日本には政策の対立軸があまりに少なかったことが今回のような事態(とりあえず安易に変えてみて後悔する)を招いているように思います。おっしゃる通り選挙で選ぶということの意味をもう少し考える必要がありますね。