シャンパーニュ・ボルドーの旅(4)~エペルネ
翌日はエペルネへ。こちらのほうがシャンパンとしては有名かもしれません。なにせモエ・シャンドン(=ドン・ペリニヨン)の工場がある。
朝食ですが今回はアパートメントホテルに決めた時点で、多少の自炊はできると思い、日本からお米とパック入り味噌汁と梅干を持参。ということでここでいきなり鍋でお米を炊くことにチャレンジ。結構うまくできました。水加減さえ間違わず、うまくふたをするものさえあれば(ワタクシはお皿を乗っけましたが)それなりのものはできるもんです。やっぱ、日本人は米だねえ。というわけで翌日はご飯と味噌汁と梅干の質素な食事で朝をスタート。
ランスからエペルネは列車で30分弱ぐらいの距離で非常に近い。フランス国鉄についてあまり信用していないワタクシは事前に必死で情報収集をし、時刻をきちんと調べ(たつもり)で8時台の列車に乗るつもりで駅に行きました。
が・・・
駅の電光掲示板にそれらしい列車がありません。駅に置いてあった携帯用の時刻表には何の注釈もなしにその列車はあることになっているのですが・・・困って駅員に片言のフランス語で聞いてみたら、結構大ごとになって、色々な人に聴きまわった挙句(って何で知らんのじゃ?)結局「バカンスの季節で運休」というなんとなく予想したような答えが返ってきて、駅員も調べてくれた人もワタクシも「Ah・・・Vacance!」とかいって表向きニコニコしてお話していましたが、笑ってる場合じゃないだろ!!
ったく。ということで次の列車まで2時間弱。この間に昨日きちんと見なかったランス大聖堂へ。
ここは西側が正面入り口になっているのですが、東側の奥に大きなステンドグラスがあります。ここのャガールのステンドグラスが見事。
ふと、あれ?とおもって気付いたら東から当たる日差しがステンドグラス(シャガールのではない)を通して教会の中の床に錦模様を編みだしているではありませんか?おお、これは!いいものを見せてもらいました。なんだかステンドグラスそのものはなんじゃこれは、っていう感じだったのですが、こういう仕掛けだったのですね。
時間が来てエペルネ行きの列車に無事乗り込みます。エペルネもきれいな街です。市庁舎の庭は公園になっていて、お花が咲き乱れ池があり、楽園のようです。でもそこで時間をつぶすのはやめて、そそくさとモエ・シャンドンへ。ここはご存じのとおりルイヴィトンの系列(てかルイヴィトンがモエの系列か)で、見学もそれなりの覚悟が必要です。なにせ、2杯試飲つきで20~30ユーロ。おおおお。レストランで飲むのとそう変わらんです。
見学はまあそれほどポメリーとかわりませんが、最初にビデオを見せられた後、地下へ案内されます。超年代もの(1800年代)のシャンパーニュが一角に保管されていました。もちろんのめるぐらいの年代ものも数多く保管されており、ミッテラン大統領の晩餐会のときにもここから出したとか言ってましたね。
実は、ドン・ペリニヨンも今はモエ・シャンドンが買収してここで作ってます。熟成の仕方と期間が微妙に異なるということです。無造作にカビにまみれて置かれているドンペリの出荷前の製品を見ると、複雑な感覚ですね。
さて試飲はそれっぽい雰囲気の試飲室でもったいぶってやってくれました。まあこちらの方は、こんなものか?という感じです。日本人としてはビンテージの深みより普通の果実風味のいっぱいの方が好まれると思うのですが、どうでしょうか?言うまでもありませんが、ドンペリの試飲はありません。
さて、ここを出ておなかがすいたので駅前の食堂へ。なぜかイタリア系のお店でスパゲティミートソース。麺は柔らかすぎたけど妙に旨かった。
終わった後予定していた列車まで時間があるので、シャンパーニュ通りを散策してみます。この通りには(ここだけではないですが)飛び込みでも試飲させてくれるところがいくつかあります。でも結論から言えば、やはりポメリーにしてもモエにしても、洗練度合いという点では一線を画している感じがします。ほかのところはそれなりだけれどやはり癖が強すぎたり甘すぎたり、という感じがしました。
こちらなど3グラス5ユーロで試飲なんですけどね・・・
暑くてふらふらになりながら、帰りの電車に乗り込みます。疲れも出始めてうとうとしているうちにあっという間に到着。この日はおとなしくスーパーでお肉を買って焼いて残りご飯と一緒に食べました。
朝食ですが今回はアパートメントホテルに決めた時点で、多少の自炊はできると思い、日本からお米とパック入り味噌汁と梅干を持参。ということでここでいきなり鍋でお米を炊くことにチャレンジ。結構うまくできました。水加減さえ間違わず、うまくふたをするものさえあれば(ワタクシはお皿を乗っけましたが)それなりのものはできるもんです。やっぱ、日本人は米だねえ。というわけで翌日はご飯と味噌汁と梅干の質素な食事で朝をスタート。
ランスからエペルネは列車で30分弱ぐらいの距離で非常に近い。フランス国鉄についてあまり信用していないワタクシは事前に必死で情報収集をし、時刻をきちんと調べ(たつもり)で8時台の列車に乗るつもりで駅に行きました。
が・・・
駅の電光掲示板にそれらしい列車がありません。駅に置いてあった携帯用の時刻表には何の注釈もなしにその列車はあることになっているのですが・・・困って駅員に片言のフランス語で聞いてみたら、結構大ごとになって、色々な人に聴きまわった挙句(って何で知らんのじゃ?)結局「バカンスの季節で運休」というなんとなく予想したような答えが返ってきて、駅員も調べてくれた人もワタクシも「Ah・・・Vacance!」とかいって表向きニコニコしてお話していましたが、笑ってる場合じゃないだろ!!
ったく。ということで次の列車まで2時間弱。この間に昨日きちんと見なかったランス大聖堂へ。
ここは西側が正面入り口になっているのですが、東側の奥に大きなステンドグラスがあります。ここのャガールのステンドグラスが見事。
ふと、あれ?とおもって気付いたら東から当たる日差しがステンドグラス(シャガールのではない)を通して教会の中の床に錦模様を編みだしているではありませんか?おお、これは!いいものを見せてもらいました。なんだかステンドグラスそのものはなんじゃこれは、っていう感じだったのですが、こういう仕掛けだったのですね。
時間が来てエペルネ行きの列車に無事乗り込みます。エペルネもきれいな街です。市庁舎の庭は公園になっていて、お花が咲き乱れ池があり、楽園のようです。でもそこで時間をつぶすのはやめて、そそくさとモエ・シャンドンへ。ここはご存じのとおりルイヴィトンの系列(てかルイヴィトンがモエの系列か)で、見学もそれなりの覚悟が必要です。なにせ、2杯試飲つきで20~30ユーロ。おおおお。レストランで飲むのとそう変わらんです。
見学はまあそれほどポメリーとかわりませんが、最初にビデオを見せられた後、地下へ案内されます。超年代もの(1800年代)のシャンパーニュが一角に保管されていました。もちろんのめるぐらいの年代ものも数多く保管されており、ミッテラン大統領の晩餐会のときにもここから出したとか言ってましたね。
実は、ドン・ペリニヨンも今はモエ・シャンドンが買収してここで作ってます。熟成の仕方と期間が微妙に異なるということです。無造作にカビにまみれて置かれているドンペリの出荷前の製品を見ると、複雑な感覚ですね。
さて試飲はそれっぽい雰囲気の試飲室でもったいぶってやってくれました。まあこちらの方は、こんなものか?という感じです。日本人としてはビンテージの深みより普通の果実風味のいっぱいの方が好まれると思うのですが、どうでしょうか?言うまでもありませんが、ドンペリの試飲はありません。
さて、ここを出ておなかがすいたので駅前の食堂へ。なぜかイタリア系のお店でスパゲティミートソース。麺は柔らかすぎたけど妙に旨かった。
終わった後予定していた列車まで時間があるので、シャンパーニュ通りを散策してみます。この通りには(ここだけではないですが)飛び込みでも試飲させてくれるところがいくつかあります。でも結論から言えば、やはりポメリーにしてもモエにしても、洗練度合いという点では一線を画している感じがします。ほかのところはそれなりだけれどやはり癖が強すぎたり甘すぎたり、という感じがしました。
こちらなど3グラス5ユーロで試飲なんですけどね・・・
暑くてふらふらになりながら、帰りの電車に乗り込みます。疲れも出始めてうとうとしているうちにあっという間に到着。この日はおとなしくスーパーでお肉を買って焼いて残りご飯と一緒に食べました。
この記事へのコメント
一気に読めて嬉しいような、
楽しみがなくなっちゃって、
ちょっとさみしいような・・・(^^)
自分の舌は、それなり以上のシャンパンはどれも同じに感じてしまうレベルですが。
レストランで食事された、との事ですが、料理説明の理解が難しいなと思っているのですが、料理単語集みたいなので勉強されたのですか?良い本などありましたら教えていただきたいです。