仮想通貨のTVCM(どうでもいい話)


最近、テレビのコマーシャルからよく「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌が聞こえてくるんですね。まあどこの会社とは言いませんけど。
テレビコマーシャルってすごく怖いなと思うのは、全体的にその広告主体のセンスとか経営者の思想や哲学とかそういうものまで透けて見えてしまうことがあるのですよ。破たんした大手消費者金融会社は、事件の宝庫でしたが、拡大期の深夜CMは本当にえげつなかった。体の線をそのまま見せるボディスーツを来た複数の女性ダンサーが音楽に合わせて踊るというものですが、当時まだ若かったワタクシは、テレビの前で正座してみてましたが、やはり個人的な興奮とは別に「下品だなぁ」という印象が強かったし、シンクロナイズドラブという選曲もダンス音楽としてはいいけれど、サラ金のコマーシャルとしてはいったい何を考えてるんだろうという感じで。要するに、客は馬鹿だから女性のエロチックなダンスを見せて引き付けておくという「思想」が透けているわけです。まあそういう会社だから、阿漕な取り立てで社会問題化したり挙句は店頭で油をまかれて放火されたりしてしまうことになります。

今回の「宇宙戦艦ヤマト」は作品も音楽も割と好きなのですが、この音楽のイントロというかファンファーレ部分はやはり作品とのリンクなり本体の歌そのものがあって初めて意味があると思うので、この曲は前奏部分だけしか流さないと実はすっごく軍歌的な下品さを醸し出してしまうと感じます(個人の感想です)。映像もなんかよくわからないロケット発射の映像が中心で、「これから新たな世界に向かっていく」ということなのかもしれませんが、そもそもなぜこの音楽と映像でTVコマーシャルをやるのか、そもそもなぜ人々を仮想通貨取引に導こうとしているのか、その辺の哲学が見えないままやっている感があります。たぶん多くの人はブロックチェーンの仕組みぐらいは理解していてもそれがどういう価値を持つのかまでハラオチしてやってなかったと思います。レガシー通貨との交換でしか価値を持たないのが現状でしょうから、投機的な値動きが中心となる現状も踏まえて、その辺の整理をきちんとしてから積極的に説得的な「広告」をこの業界にはやってほしいなぁと思います。今は企業活動においても社会的責任が問われる時代ですからね。

あと、この「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌は特にファンファーレ部分は「軍歌」をイメージしたつくりになっています。軍歌というのはワタクシの考えでは、軍役の辛さを忘れたり場合によっては人を殺めることの罪悪感を麻痺させたりして、いわば正常な感覚を多少麻痺させる一種の精神高揚薬的な役割を持つものだと思うのですが、これが仮想通貨のCMに使われていることも非常に象徴的でした。まあ確かに多少理性を麻痺させて冒険心をもたないと突っ込んで行けないプロダクトには見えますが。

話を元に戻すと、全体的にみてFX系や新たな決済手段系ってどうもやはり「下品」さがぬぐえないなぁと感じています(個人の感想です)。まあそれはそういうプロダクトの新規性なりそれを開発する人の若さといったものと表裏一体という面もあるでしょうから幾分仕方ないところはありますが、少なくともヤマトの主題歌を使っている会社の経営層の上の方の方は知的水準も教養も極めて高い方々であるのに、うーん、このコマーシャルを選んだのはちょっと解せないなぁと思います。この辺って、やっぱり組織的な限界や経営者の教養みたいな部分として見られかねないので。(あくまで個人の感想です)。そういえばNEMの流出問題はどうなったんでしたっけ?(ここは個人的感想飲みではないと思いますが。)

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